【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、2023年1月16日(みなし取得日2023年1月1日)に行われたLaunch Group Holdings Pty Ltdとの企業結合において、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、第1四半期連結会計期間に確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いています。
(1) 経営成績の状況当社グループはグランドビジョンに「21世紀で最も感動を与えた会社になる」を掲げ、ITフリーランスのデータベース、グローバルで活躍するITエンジニア育成など人材インフラを活かし、インターネットの普及によりめまぐるしく変化する人々の生活や企業の行動を積極的に捉え、変化対応力を強みに、提供サービスの創造・進化を通じて常に成長し続けることで、永続的な企業価値向上を目指しております。当社グループは子会社6社を含む全5事業で構成されており、各事業セグメントは「IT人材事業(国内)」、「IT人材事業(海外)」、「G2 Studios事業」、「Seed Tech事業」、「その他」の5つに分類されております。なお、第1四半期連結会計期間より、セグメント区分を変更しており、前年同四半期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数字で比較分析しております。当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことで国内の人流が活発化し、個人消費の持ち直しや雇用情勢の改善がみられるなど、国内景気は回復傾向がみられました。一方、世界的な金融引締めや物価上昇等によって景気の先行きについては不透明な状態が継続しております。IT技術を活用した取り組みやデジタルトランスフォーメーションの推進によって、IT人材や個人のITスキル強化のニーズは今後さらに高まっていくと認識しております。このような状況下、当社グループは、2021年5月14日開示の中期経営計画「G100」(2022年3月期~2025年3月期)で掲げた方針に基づき、各種施策に継続的に取り組んでまいりましたが、現在の業績状況を勘案し、計画を取り下げることといたしました。事業戦略を抜本的に見直し、持続的成長に向けた基盤を確立する新たな中期経営計画を検討してまいります。引き続き、技術リソースのシェアリングやIT人材育成サービス等によって、日本のIT人材不足を解決する会社となるべく事業体制を構築してまいります。このような状況の中、当第2四半期連結累計期間の売上高は11,917,444千円(前年同期比55.8%増)、営業利益は104,965千円(前年同期比59.6%減)、経常利益は99,812千円(前年同期比62.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は11,414千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益145,955千円)となりました。
セグメント別の業績は次の通りであります。
<IT人材事業(国内)>IT人材事業(国内)におきましては、ITフリーランスの新規登録者数および新規取引企業数が共に伸長し、事業は堅調に推移いたしました。インボイス制度の施行に対応するためのシステム改修やテイクレートの見直しを図り、また、組織強化のための採用強化と社内教育体制の拡充を行うことで、より強固な体制作りに注力してまいりました。この結果、当第2四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は6,907,679千円(前年同期比12.6%増)、セグメント利益は546,308千円(同1.2%増)となりました。
<IT人材事業(海外)>IT人材事業(海外)におきましては、2023年1月16日(みなし取得日2023年1月1日)より連結子会社とした豪州でIT人材サービス事業を行うLaunch Group Holdings Pty Ltdの損益計算書が第1四半期連結会計期間より連結対象となり業績に織り込んでおります。この結果、当第2四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は3,704,561千円、セグメント損失は26,841千円となりました。
<G2 Studios事業>G2 Studios事業におきましては、株式会社バンダイナムコオンラインが配信する「アイドリッシュセブン」や株式会社バンダイナムコエンターテインメントが配信する「僕のヒーローアカデミア ULTRA IMPACT」等の7本のタイトルの運営と、2本のタイトルの新規開発を行っております。フリーランスを活用し、開発状況に合わせた適切なリソースコントロールに注力しております。この結果、当第2四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は1,119,357千円(前年同期比17.0%減)、セグメント損失は136,657千円(前年同期はセグメント損失29,136千円)となりました。
<Seed Tech事業>Seed Tech事業におきましては、日本とフィリピンに拠点を構え、拠点間の強固な連携でIT人材の育成を軸にした事業展開を行っております。SaaS型DX/IT人材育成サービス「ソダテク」の提供や、フィリピンセブ島へのIT留学事業、オフショア開発受託事業を行っております。この結果、当第2四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は129,016千円(前年同期比73.7%増)、セグメント損失2,559千円(前期はセグメント損失33,622千円)となりました。
<その他>その他の事業におきましては、ギークス㈱のx-Tech事業が属しており、ゴルフ等のスポーツ領域を中心としたデジタルマーケティング支援やD2C支援を行っております。この結果、当第2四半期連結累計期間における当該事業分野の売上高は68,875千円(前年同期比33.1%減)、セグメント利益は7,635千円(同71.8%減)となりました。
(2) 財政状態の分析(流動資産)当第2四半期連結会計期間末の流動資産の残高は前連結会計年度末と比較して23,732千円減少し、6,385,583千円となりました。これは主に売掛金及び契約資産が169,264千円増加した一方で、現金及び預金が283,713千円減少したことによるものであります。(固定資産)当第2四半期連結会計期間末の固定資産の残高は前連結会計年度末と比較して27,637千円増加し、2,617,700千円となりました。これは主に顧客関連資産が32,302千円増加したことによるものであります。(流動負債)当第2四半期連結会計期間末の流動負債の残高は前連結会計年度末と比較して17,433千円増加し、2,394,378千円となりました。これは主に未払金が109,961千円減少した一方で、未払費用が164,886千円増加したことによるものであります。(固定負債)当第2四半期連結会計期間末の固定負債の残高は前連結会計年度末と比較して91,726千円減少し、1,843,221千円となりました。これは主に繰延税金負債が30,660千円増加した一方で、長期借入金が86,004千円、リース債務が37,202千円減少したことによるものであります。(純資産)当第2四半期連結会計期間末の純資産の残高は前連結会計年度末と比較して78,197千円増加し、4,765,684千円となりました。これは主に為替換算調整勘定が118,239千円増加したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、資金という)は前連結会計年度末に比べ283,713千円減少し、3,471,320千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において、営業活動により支出した資金は76,094千円となりました(前年同期は80,307千円の支出)。これは主に、法人税等の支払額75,965千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において、投資活動により支出した資金は17,655千円となりました(前年同期は1,634千円の支出)。これは主に、敷金及び保証金の差入による支出16,456千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において、財務活動により支出した資金は198,567千円となりました(前年同期は111,142千円の支出)。これは主に、配当金の支払額102,981千円、長期借入金の返済による支出86,004千円によるものであります。
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