【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において、判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況(経営成績)当第2四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の抑制や5類感染症への移行もあり、経済活動の持ち直しがみられました。一方、地政学的リスクの顕在化を契機とした物価上昇により、世界的な金融引き締めが続き、海外景気の下振れがわが国の景気を下押しする可能性があります。さらに、国内の金融政策の変化にも十分注意する必要があり、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いています。大手製造業各社において、こうした社会・経済環境の中ではありますが、競争優位に向けた研究開発の先行投資を維持しており、当社グループに対する要請は堅調に推移しております。当社グループは経営理念「Heart to Heart」のもと、「チームアルプス」というビジョンを掲げ、グループの総力をあげて新たな事業に挑戦し、最高業績の更新に向けて邁進しております。当社グループの中核である技術者派遣事業では、採用施策を強化し、優秀な技術者の確保に努めました。さらに全社を挙げて、先端技術分野や成長が期待できる環境分野の技術教育を強化し、チーム派遣等の営業施策と連動した取組みを実施しました。以上のような施策の結果、引き続き稼働率は高水準を維持し、契約単価は上昇いたしました。これらの技術者派遣事業における諸要因を主因として、当第2四半期連結累計期間の売上高は228億20百万円(前年同期比9.7%増)、営業利益は23億80百万円(同8.5%増)となりました。また、経常利益は24億70百万円(同19.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億14百万円(同15.3%増)となりました。なお、当社は次世代に向けた強みを創出すべく、アウトソーシングサービス事業の強化はもとより、農業・介護を始めとする新たな事業分野の開拓と、ものづくり事業の拡大に向けた施策を推進しております。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
① アウトソーシングサービス事業主要事業であるアウトソーシングサービス事業では、技術者派遣を中心に、技術プロジェクトの受託、事務派遣、職業紹介等を行っております。アウトソーシングサービス事業におきましては、優秀な人材を確保するため、オンライン採用やリファラル採用などの施策に注力いたしました。また、先端技術分野や成長が期待できる環境分野の技術教育を強化し、チーム派遣等の営業施策と連動した取組みにより、引き続き稼働率は高水準を維持し契約単価も上昇いたしました。その結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は208億70百万円(同8.1%増)、営業利益は19億78百万円(同1.9%減)となりました。
② グローバル事業グローバル事業では、海外におけるプラント設備、機械・設備機器等の設計・製作・据付及びメンテナンス並びに人材サービスを行っております。グローバル事業におきましては、昨年から続く一部大型案件の追加受注により、当第2四半期連結累計期間における売上高は19億50百万円(同28.9%増)、営業利益は4億1百万円(同127.4%増)となりました。
(財政状態)当第2四半期連結会計期間末における総資産は243億92百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億17百万円増加いたしました。これは、主に受取手形、売掛金及び契約資産の増加によるものであります。負債合計は84億2百万円となり前連結会計年度末に比べ1億30百万円減少いたしました。これは、主に未払金の減少によるものであります。この結果、純資産の部は159億90百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億48百万円増加いたしました。これらの結果、自己資本比率は65.4%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況 当社グループの当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は94億81百万円となり前年同四半期連結累計期間末に比べて11億38百万円増加いたしました。 当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
① 営業活動によるキャッシュ・フロー 営業活動の結果得られた資金は、当第2四半期連結累計期間には8億99百万円(前年同期比21.7%減)となりました。これは主に寄付金の受取額の減少によるものであります。
② 投資活動によるキャッシュ・フロー 投資活動の結果得られた資金は、当第2四半期連結累計期間には2億14百万円(同388.0%増)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入の増加によるものであります。
③ 財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は、当第2四半期連結累計期間には17億円(同19.8%減)となりました。これは主に短期借入金の純増減額の減少によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はありません。
(6) 財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針 当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について、重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は67百万円であります。
(8) 経営成績に重要な影響を与える要因該当事項はありません。
(9) 資本の財源及び資金の流動性
① 資金需要当社グループの資金需要のうち主なものは、運転資金、法人税等の支払並びに配当金の支払であります。運転資金のうち主なものは、従業員給与手当等の人件費であります。
② 財務政策当社グループの資金需要につきましては、原則として営業活動の結果得られたキャッシュ・フローなどの自己資金で賄っております。なお、一部の子会社につきましては、独自に金融機関からの借入を行っております。
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