【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は274億3千4百万円となり、前連結会計年度末に比べ2億3千5百万円増加いたしました。
この内、流動資産は前連結会計年度末とほぼ同額の167億8千8百万円となりました。
固定資産は106億4千5百万円となり、前連結会計年度末に比べ1億5千7百万円増加いたしました。これは主に、投資有価証券の増加2億8千2百万円、建物及び構築物の減少1億6百万円によるものであります。
負債合計は前連結会計年度末とほぼ同額の129億1千4百万円となりました。
純資産合計は145億2千万円となり、前連結会計年度末に比べ3億1千6百万円増加いたしました。これは主に、その他有価証券評価差額金の増加1億7千3百万円、利益剰余金の増加1億4千4百万円によるものであります。
②経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、雇用・所得環境が改善する下で、緩やかな持ち直しの動きが見られております。一方、金利上昇や地政学的なリスク増大の影響や中国景気の下振れなどが、わが国の景気を下押しするリスクとなっており、物価上昇、金融資本市場の変動等の影響が懸念されます。
当第2四半期連結累計期間の当社グループの売上高は、電機機器事業のFA関連機器、車両関係事業の新型車販売が堅調に推移したことにより、前年同期の実績を上回りました。一方、産業機械事業は大型案件の減少、冷間鍛造事業は主要納入先の在庫調整や減産などの影響を受け、前年同期の実績を下回りました。
これらの結果、売上高は、前年同期比2.1%減の162億8千1百万円となりました。
利益面では、電機機器事業の増収および産業機械事業の利益率の改善により、経常利益は前年同期比18.8%増の2億7千7百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億9千5百万円(前年同期は1億円の損失)となりました。
〔産業機械事業〕
包装機械は、前年同期と比較して大型の液体充填ラインの売上が少なかったため、前年同期の実績を下回りました。一方、改造工事や保守メンテナンスが前年同期の実績を上回った結果、売上高は前年同期比23.0%減の32億5千4百万円、セグメント利益(営業利益)は利益率の改善により、前年同期比32.3%増の3億6千8百万円となりました。
〔冷間鍛造事業〕
電動工具部品は、在庫調整が徐々に緩和され、前年同期の実績を上回りました。自動車部品、産業機械部品においては、主要納入先の大幅な減産の影響や在庫調整により受注が低調に推移したため、前年同期の実績を大きく下回りました。これらの結果、売上高は前年同期比32.6%減の6億2千2百万円、セグメント損失(営業損失)は7百万円(前年同期は9千7百万円の利益)となりました。
〔電機機器事業〕
主力のFA関連では、機器の納期問題が大幅に改善され、製造業向け設備案件も堅調に推移したことにより、前年同期の実績を大きく上回りました。また、空調周辺部材は商圏の拡大や取扱品目の増加により、前年同期の実績を上回りました。一方、空調機器、冷熱機器、は前年同期並みの実績となりました。これらの結果、売上高は前年同期比17.9%増の31億9千8百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同期比176.5%増の4億2百万円となりました。
〔車両関係事業〕
スバル新車販売は、今春より発売開始となった新型車クロストレックが牽引し、前年同期の実績を上回りました。また、輸入車販売も堅調に推移しており、前年同期の実績を上回りました。なお、一部の車種で発生していた車両供給に関しては徐々に解消傾向にあります。サービスは、総入庫台数ではスバル・ボルボ・ポルシェすべてにおいて前年同期の実績を下回りましたが、売上は前年同期並みとなりました。これらの結果、売上高は前年同期比5.1%増の91億3千5百万円、セグメント損失(営業損失)は中古車市況の余波およびBYD車両販売の立ち上げに伴う経費の増加などもあり、4百万円(前年同期は9千4百万円の利益)となりました。
〔不動産等賃貸事業〕
売上高は、前年同期比0.9%減の7千1百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比43.9%減の3千万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下資金という。)は、前連結会計年度末から3億6千9百万円資金が増加し、86億2千6百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、9億1千9百万円(前年同四半期は7億6千9百万円の資金の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の増加や棚卸資産の減少、未払消費税等の増加による資金の増加等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、3億円(前年同四半期は5億5千5百万円の資金の使用)となりました。これは主に、投資有価証券売却による資金の増加等、有形固定資産の取得による資金の減少等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は2億5千万円(前年同四半期は8億3千7百万円の資金の獲得)となりました。これは主に、長期借入金の増加による資金の増加等、短期借入金および長期借入金の返済による資金の減少等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は21,267千円(産業機械事業18,503千円、冷間鍛造事業2,764千円)となっております。なお、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当第2四半期連結累計期間において、産業機械事業は、前年同期と比較して大型の液体充填ラインの売上減少により、各実績は減少しております。冷間鍛造事業は、主要納入先の在庫調整及び生産調整の影響を受け、各実績は減少しております。電機機器事業は、主力のFA関連機器の納期改善や製造業向け設備案件の受注などにより、各実績は増加しております。
①生産実績
当第2四半期連結累計期間における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
生産高(千円)
前年同期比(%)
産業機械事業
2,158,936
△9.4
冷間鍛造事業
633,676
△30.3
合計
2,792,613
△15.2
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、販売価格によっております。
②商品仕入実績
当第2四半期連結累計期間における商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
商品仕入高(千円)
前年同期比(%)
産業機械事業
719,224
△47.7
電機機器事業
2,179,275
12.0
車両関係事業
7,286,842
4.7
合計
10,185,342
△0.9
(注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。
2 金額は、仕入価格によっております。
③受注実績
当第2四半期連結累計期間における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
受注高
(千円)
前年同期比(%)
受注残高
(千円)
前年同期比(%))
産業機械事業
2,934,486
△16.1
4,225,960
△22.3
冷間鍛造事業
637,790
△34.7
475,560
△16.5
合計
3,572,277
△20.2
4,701,520
△21.7
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
④販売実績
当第2四半期連結累計期間における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称
販売高(千円)
前年同期比(%)
産業機械事業
3,254,068
△23.0
冷間鍛造事業
622,521
△32.6
電機機器事業
3,198,413
17.9
車両関係事業
9,135,398
5.1
不動産等賃貸事業
71,391
△0.9
合計
16,281,794
△2.1
(注) セグメント間取引については、相殺消去しております。
