【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が落ち着いてきたことによる経済活動の制限の緩和など、景気の持ち直しが見られました。一方で、ウクライナ情勢の悪化に伴う原油価格や為替相場の急激な変動などの影響から、国内経済においては引き続き不透明感が高まる情勢となりました。このような状況のもと、当社は「もう一人のあたたかい家族として在宅生活の安心を届け地域社会へ貢献します」という企業理念のもと、利用者様に寄り添った訪問看護をより多くの方に享受いただけるよう、人材確保と新規拠点開設に取り組んでおります。当第1四半期累計期間においては、収益性の向上、人材確保に注力するとともに、新規拠点の開設準備をいたしました。この結果、当第1四半期累計期間の業績は、売上高376,546千円(前年同期比24.2%増)となりました。営業利益は57,520千円(同133.1%増)、経常利益は58,053千円(同263.9%増)となり、四半期純利益は39,148千円(同315.5%増)となりました。なお、当社は訪問看護サービス事業のみの単一セグメントであるため、セグメント別の業績の記載をしておりません。
(2) 財政状態の分析(流動資産)当第1四半期会計期間末における流動資産は751,602千円(前事業年度末残高756,058千円)となり、前事業年度末に比べ4,456千円減少いたしました。これは主に、売掛金の回収等により現金及び預金が10,770千円増加した一方で、売掛金が14,367千円、前払費用が339千円減少したことによるものであります。
(固定資産)当第1四半期会計期間末における固定資産は32,318千円(前事業年度末残高27,969千円)となり、前事業年度末に比べ4,348千円増加いたしました。これは主に、新規拠点開設に伴い差入保証金が2,287千円増加したこと、繰延税金資産が2,905千円増加した一方で、減価償却費等により有形・無形固定資産が1,040千円減少したことによるものであります。
(流動負債)当第1四半期会計期間末における流動負債は165,454千円(前事業年度末残高199,849千円)となり、前事業年度末に比べ34,395千円減少いたしました。これは主に、賞与引当金が15,573千円増加した一方で、未払費用が25,395千円、未払法人税等が9,819千円、預り金が16,844千円減少したことによるものであります。
(固定負債)当第1四半期会計期間末における固定負債は34,623千円(前事業年度末残高39,484千円)となり、前事業年度末に比べ4,861千円減少いたしました。これは主に、借入金の返済により長期借入金が5,499千円減少したことによるものであります。
(純資産)当第1四半期会計期間末における純資産は583,842千円(前事業年度末残高544,693千円)となり、前事業年度末に比べ39,148千円増加いたしました。これは主に、四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことによるものであります 。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動当第1四半期累計期間において、研究開発活動について特記すべき事項はありません。
(7) 従業員数当第1四半期累計期間において、重要な変動はありません。
(8) 経営成績に重要な影響を与える要因当第1四半期累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
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