【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間における当社グループを取り巻く事業環境は、国内においては新型コロナウイルス感染症対策が進み営業活動も徐々に正常化し始めました。しかしながら、中国においては、ゼロコロナ政策のロックダウンにより、営業活動に影響を受けました。また、中国経済の減速によるスマートフォン・PC需要の低迷、半導体及び部材不足、及び世界的なインフレの進行に伴う景気後退懸念など、市場環境は依然として不透明な状況が続いております。
このような市場環境のもと、当社グループは車載用や民生機器用の電子部品検査用途を中心に受注が堅調に推移し、当第2四半期連結累計期間における受注額は前年同期比で8.3%上回り、当第2四半期連結会計期間末(2022年9月末)での受注残高は前年同期末対比で62.4%増加しました。
しかしながら、当該期間における売上高につきましては、前年同期比で22.1%減収となりました。これは前連結会計年度のスマートフォン向け大型設備投資に伴う電子部品検査用大型案件が当連結会計年度は設備投資が一巡したことにより減少したこと、中国ロックダウンの影響による営業活動の停滞、及び売上計上時期のずれ込みによるものです。
その結果、当第2四半期連結会計期間末の財政状態及び当第2四半期連結累計期間の経営成績は以下のとおりとなりました。
① 財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は4,130,498千円となり、前連結会計年度末に比べ60,285千円(1.5%)増加いたしました。これは主に、売上債権の回収に伴い受取手形及び売掛金が463,039千円減少した一方で、売上債権の回収及び短期借入金の増加等により現金及び預金が463,232千円増加、及び販売在庫の引当により製品、原材料及び貯蔵品が45,187千円増加したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定資産は490,319千円となり、前連結会計年度末に比べ5,288千円(1.1%)増加いたしました。これは主に、減価償却により有形固定資産が11,483千円減少した一方で、繰延税金資産が16,201千円増加したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は800,851千円となり、前連結会計年度末に比べ115,124千円(16.8%)増加いたしました。これは主に、国内における法人税等の納付により未払法人税等が34,109千円減少した一方で、販売在庫の引当により買掛金が16,387千円増加、及び短期借入金が100,000千円増加したことによるものであります。
当第2四半期連結会計期間末における固定負債は308,771千円となり、前連結会計年度末に比べ18,120千円(5.5%)減少いたしました。これは主に、株式給付引当金が3,007千円増加した一方で、長期借入金が11,664千円減少、及びリース債務が9,589千円減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計額は3,511,194千円となり、前連結会計年度末に比べ31,430千円(0.9%)減少いたしました。これは主に、為替換算調整勘定が132,881千円増加、及び非支配株主持分が41,800千円増加した一方で、親会社株主に帰属する四半期純損失23,886千円を計上、配当金支払により利益剰余金が50,464千円減少、及び自己株式の市場買付並びに譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分により自己株式が132,145千円増加したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は71.9%(前連結会計年度末は74.5%)となりました。
② 経営成績
連結売上高は1,559,988千円(前年同期比22.1%減)、売上総利益は885,580千円(同24.7%減)、営業利益は588千円(前年同期比99.8%減)、経常利益は15,636千円(同95.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失は23,886千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益245,318千円)となりました。
当第2四半期連結累計期間における売上高、売上原価、販売費及び一般管理費の状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(売上高)
当第2四半期連結累計期間の売上高は1,559,988千円(前年同期比22.1%減)となりました。これは、前述の通り前連結会計年度のスマートフォン向け大型設備投資に伴う電子部品検査用大型案件が当連結会計年度は設備投資が一巡したことにより減少したこと、中国ロックダウンの影響による営業活動の停滞、及び売上計上時期のずれ込みによるものです。
(売上原価、販売費及び一般管理費)
当第2四半期連結累計期間における売上原価は、674,407千円(前年同期比18.3%減)となりました。これは、売上減少に伴い仕入等の変動費が減少したことによるものであります。
当第2四半期連結累計期間における販売費及び一般管理費は、884,992千円(前年同期比8.9%増)となりました。これは主に、営業・開発力強化のための継続的な人的投資に伴う人件費の増加、前連結会計年度における本社増床、大阪営業所移転に伴う地代家賃等の増加、及び新型コロナウイルス感染症に係る行動制限の緩和に伴い、海外を含めた営業活動に係る旅費交通費等が増加したことによるものであります。
この結果、売上高に対する比率は前年同期の40.6%から56.7%へ増加しました。
なお、当社グループは、画像処理検査装置事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、法人税等の支払額、有形固定資産及び無形固定資産の取得、自己株式の取得、及び配当金の支払等の減少要因があった一方で、税金等調整前四半期純利益15,621千円(前年同期比95.8%減)、減価償却費の計上、及び短期借入金の増加等の増加要因があったことにより、前連結会計年度末に比べ462,632千円増加し、当第2四半期連結会計期間末には2,657,772千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、516,039千円(前年同期比390.4%増)となりました。これは主に、棚卸資産の増加額18,622千円、及び法人税等の支払額67,205千円の減少要因があった一方で、税金等調整前四半期純利益の計上15,621千円、減価償却費85,617千円、及び売上債権の減少額491,800千円の増加要因があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、67,792千円(前年同期比40.1%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出11,109千円、及び無形固定資産の取得による支出55,666千円の減少要因があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、110,872千円(同50.8%増)となりました。これは主に、短期借入金の増加100,000千円の増加要因があった一方で、自己株式の取得による支出143,924千円、及び配当金の支払額50,309千円等の減少要因があったことによるものであります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、107,941千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因について重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの資本の財源及び資金の流動性についての分析に重要な変更はありません。
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