【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、コロナ禍からの経済活動正常化が進展し、雇用・所得環境が改善しました。その反面、不安定な国際情勢の中、原材料価格やエネルギー価格の高止まり、急激な円安を背景とした物価上昇など、経済の先行きは依然として不透明な状況であります。
このような状況のなかで、それぞれ異なる分野で事業活動を展開する当社グループは、各事業部門において積極的な営業活動とサービスの提供に努めた結果、当第2四半期連結累計期間における連結売上高は101億4千7百万円(前年同期比103.4%)となり、前年同期に比べ3億3千6百万円の増収となりました。
また、利益面におきましては、営業利益は4億5千2百万円(前年同期比91.7%)、経常利益は5億3千3百万円(前年同期比95.4%)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益では2億6千3百万円(前年同期比88.0%)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
○放送事業
放送事業におきましては、世界陸上、アジア大会などスポーツ大会の放送で、テレビのネットタイム収入は伸びたものの、収益の柱となるスポット収入が減少し、テレビ収入、ラジオ収入とも前期に届きませんでした。また、その他の収入でも前期のような大規模なイベントが少なく、今期は前期を下回りました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、27億3千5百万円(前年同期比95.0%)となり、営業利益は4千4百万円(前年同期比57.6%)となりました。
○システム関連事業
システム関連事業におきましては、公共分野におけるシステム請負開発案件やインボイス制度対応案件、ヘルスケア分野におけるシステム導入案件などが順調に推移しました。一方で、コロナウイルス感染症の規制緩和により経済社会活動の正常化が進んだことで、リアルでのフェア開催などハイブリッドによる積極的な営業活動を行ったことで、経費も増加しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は68億7千2百万円(前年同期比106.2%)となり、営業利益は4億9百万円(前年同期比101.0%)となりました。
○建物サービスその他事業
建物サービスその他事業におきましては、不動産収入は、駐車場の管理料増額や前期に取得した賃貸物件収入により増収となりました。メディア部門では、ネットライブ配信や動画制作を受注したものの前期に届かず減収となりました。施設管理部門では、新たにオフィスビルの管理業務を受託して増収となりました。利益面では、資材の高騰などによる仕入原価の増加はありましたが、社内コストの削減に努め増益となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は7億9千6百万円(前年同期比108.8%)となり、営業利益は1千3百万円(前年同期比117.6%)となりました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は282億3千3百万円となり、前連結会計年度末と比較して4億7千万円増加いたしました。
資産の部では、流動資産が140億8千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ6億3千7百万円減少しております。これは主に現金及び預金が1億1千3百万円、棚卸資産が6億2千8百万円増加したものの、受取手形、売掛金及び契約資産が12億8千万円減少したことによります。固定資産では、141億4千6百万円となり、前連結会計年度末に比べて11億7百万円の増加となりました。これは有形固定資産が4千9百万円、無形固定資産が7百万円減少いたしましたが、投資その他の資産が11億6千4百円増加したことによります。
負債の部では、流動負債が41億3千7百万円となり、前連結会計年度末に比べて7億7千2百万円減少しております。これは主に、賞与引当金が1億2千8百万円増加したものの、未払金が4億5千9百万円、未払法人税等が2億8百万円減少したことなどによります。固定負債は16億4千7百万円となり、前連結会計年度末に比べて4億4千万円の増加となりました。これは主にリース債務が1億8百万円減少したものの、繰延税金負債が5億7千1百万円増加したことなどによります。
純資産の部では、利益剰余金の増加2億3千3百万円、その他有価証券評価差額金の増加4億8千3百万円、退職給付に係る調整累計額の減少8百万円、非支配株主持分の増加9千3百万円により224億4千8百万円となり、前連結会計年度末に比べて8億2百万円増加いたしました。以上の結果、自己資本比率は69.3%となり、前連結会計年度末に比べて1.4ポイントの増加となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1億1千3百万円増加、当第2四半期連結累計期間末には87億4千8百万円となりました。当第2四半期連結累計期間に係る区分ごとのキャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得た資金は7億9百万円となりました。主な要因といたしましては、棚卸資産の増加6億2千8百万円、その他の負債の減少8億4千7百万円、法人税等の支払額3億3千3百万円などによるキャッシュ・アウトはありましたが、売上債権の減少12億8千万円、税金等調整前四半期純利益5億2千8百万円、減価償却費4億2千8百万円などのキャッシュ・インによるものであります。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は3億6千1百万円となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入2億6千8百万円などによるキャッシュ・インはありましたが、有形固定資産の取得による支出3億5千3百万円、投資有価証券の取得による支出2億4千8百万円などのキャッシュ・アウトによるものであります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は2億3千4百万円となりました。これは主に、リース債務の返済による支出1億8千3百万円、配当金の支払2千9百万円、非支配株主に対する配当金の支払1千2百万円のキャッシュ・アウトによるものであります。
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