【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間末現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、景気の持ち直しが期待されたものの、新型コロナウイルス感染症の感染者数の増減が繰り返され、またウクライナ情勢の長期化や円安の進行による資源価格、原材料価格などの輸入物価の上昇もあり、景気は不透明かつ不安定な状況で推移いたしました。建設業界におきましては、2022年度の建設投資の名目値は増加が見込まれているものの、政府建設投資については全体的に予算の執行状況が思わしくなく受注競争が激化し、また建設資材の価格上昇や労務単価の高止まりもあり、厳しい経営環境で推移いたしました。このような状況の下、当社は、新型コロナ感染症の感染予防に注力するとともに、当事業年度を初年度とする3か年中期経営計画の目標達成に向け営業と施工の効率化に取組み、受注量の獲得と収益性の改善をはかってまいりました。その結果、当第2四半期累計期間の業績は、見込んでいた公共工事の発注の遅れが一部で見られ、また受注競争の激化による失注もあり、受注高が1,864百万円(前年同四半期比7.4%減)、売上高が1,777百万円(前年同四半期比3.5%増)となりました。各段階の損益につきましては、建設資材価格の上昇による影響はありませんでしたが、売上高の絶対額の不足や、地盤改良工事での複数の施工トラブル発生による工事原価の増加もあり販管費を賄えず、営業損失△79百万円(前年同四半期は営業損失△108百万円)、経常損失△74百万円(前年同四半期は経常損失△102百万円)、四半期純損失△53百万円(前年同四半期は四半期純損失△72百万円)となりました。主要な工事の状況は、次のとおりであります。(気泡コンクリート工事)受注高は、軽量盛土工事が見込んでいた一部大型工事の発注遅れがありましたが656百万円(前年同四半期比1.2%増)、管路中詰工事も見込んでいた一部大型工事の元請けからの発注時期の翌事業年度へのずれ込みがありましたが492百万円(前年同四半期比21.8%増)と増加したものの、空洞充填工事が見込んでいた一部大型工事の発注遅れや失注などから246百万円(前年同四半期比39.5%減)と減少したことで、気泡コンクリート工事全体の受注高は1,395百万円(前年同四半期比4.4%減)となりました。完成工事高につきましては、空洞充填工事が受注高の減少により277百万円(前年同四半期比8.7%減)と減少しましたが、軽量盛土工事が585百万円(前年同四半期比1.8%増)、管路中詰工事が392百万円(前年同四半期比11.8%増)と増加したことで、気泡コンクリート工事全体の完成工事高は1,255百万円(前年同四半期比2.1%増)となりました。(地盤改良工事)価格競争が激しく、見込んでいた複数の大型工事の失注などにより受注高は468百万円(前年同四半期比15.9%減)となりました。完成工事高につきましては、前事業年度からの繰越工事が多かったことで511百万円(前年同四半期比10.2%増)となりました。(商品販売)売上高は、機材のリースや起泡剤・固化剤の販売など10百万円(前年同四半期比34.8%増)となりました。
(2) 財政状態の分析当第2四半期会計期間末における資産合計は、前事業年度末に比べ93百万円増加し3,394百万円となりました。その主な要因としましては、現金預金が73百万円、電子記録債権が42百万円減少しましたが、契約資産が132百万円、完成工事未収入金が43百万円、繰延税金資産が20百万円増加したことなどによるものであります。負債合計は、前事業年度末に比べ146百万円増加し2,035百万円となりました。その主な要因としましては、電子記録債務が30百万円、未払金が18百万円減少したものの工事未払金が93百万円、借入金が85百万円増加したことなどによるものであります。純資産合計は、前事業年度末に比べ52百万円減少し1,358百万円となりました。その主な要因としましては、当第2四半期累計期間に四半期純損失を計上したことにより、利益剰余金が減少したことなどによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期累計期間におけるキャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動に使用した資金は48百万円(前年同四半期は55百万円の使用)となりました。これは主に、減価償却費47百万円、法人税等の還付額18百万円、仕入債務が92百万円増加したものの、税引前四半期純損失△74百万円の計上と売上債権及び契約資産が145百万円増加したことなどによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動に使用した資金は103百万円(前年同四半期は81百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により得られた資金は78百万円(前年同四半期は137百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入れによる収入200百万円、長期借入金の返済による支出114百万円などによるものであります。これにより当第2四半期会計期間末の現金及び現金同等物の四半期末残高は、前事業年度末に比べ73百万円減少し、656百万円となりました。
(4) 業務上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期累計期間において、当社の業務上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は27百万円であります。
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