【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社は、新型コロナウイルス感染症で悪化した業績の回復・向上と将来のさらなる成長に向けて「中期経営計画2026」(2022年度~2026年度)を策定し、事業・財務基盤の強化と新たな事業創造、ESG経営の実践を通じて企業価値の向上に取り組んでまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりであります。
①経営成績
当第2四半期連結累計期間の経営成績は、前年同期と比較して、宿泊事業において新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい事業環境が継続したことにより減益となったこと及びレジデンシャル事業において減収減益となった一方で、ソリューション事業において増収となったこと及び工事事業において増収増益となったこと等から、売上高449億73百万円(前年同期比5.0%増)、営業損失9億96百万円(前年同期は営業利益6億13百万円)、経常損失10億43百万円(前年同期は経常利益3億18百万円)を計上いたしました。また、当社の連結子会社であるCosmos Australia Pty Ltd の解散及び清算を決議したことにより、将来減算一時差異に対する繰延税金資産を追加計上したこと等から、法人税等調整額(益)9億8百万円を計上いたしました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純損失82百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益1億27百万円)を計上いたしました。
なお、当社グループでは、販売費及び一般管理費等の固定費は各四半期に概ね均等に発生する一方で、不動産販売においては物件の引渡時に収益を認識するため、物件の引渡時期により四半期ごとの業績に偏重が生じる傾向があります。当連結会計年度における新築マンション及び収益不動産の引渡時期が第4四半期連結会計期間に集中する見込みであることから、当第2四半期連結累計期間の売上高及び利益は相対的に小さくなっております。
当連結会計年度における不動産販売事業の契約進捗は、新築マンション及び収益不動産等において順調に進捗していることから、業績は概ね計画通りに推移しております。
(単位:百万円)
前第2四半期
当第2四半期
前年同期比
増減率(%)
売上高
42,843
44,973
2,130
5.0
売上総利益
7,408
6,004
△1,403
△18.9
販売費及び一般管理費
6,794
7,001
207
3.0
営業利益又は営業損失(△)
613
△996
△1,610
―
経常利益又は経常損失(△)
318
△1,043
△1,361
―
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
127
△82
△209
―
報告セグメントの業績は以下のとおりであります。
なお、各セグメントの売上高はセグメント間の内部売上高又は振替高を含んでおり、セグメント損益は営業損益ベースの数値であります。
a.レジデンシャル事業
レジデンシャル事業におきましては、新築マンション及びリノベーションマンションの引渡戸数が減少したこと等により、売上高146億69百万円(前年同期比12.6%減)、セグメント損失1億58百万円(前年同期はセグメント利益5億2百万円)を計上いたしました。
<レジデンシャル事業の業績> (単位:百万円)
前第2四半期
当第2四半期
前年同期比
増減率(%)
売上高
16,788
14,669
△2,119
△12.6
新築マンション・一戸建販売
9,427
8,235
△1,192
△12.6
リノベーションマンション販売
7,018
6,099
△918
△13.1
その他(不動産仲介・海外事業等)
342
334
△8
△2.5
セグメント利益又はセグメント損失(△)
502
△158
△661
―
※新築マンション・一戸建販売には、新築タウンハウス及び宅地分譲を含んでおります。
※リノベーションマンション販売には、物件保有期間中の賃貸収入を含んでおります。
<引渡数・売上高・売上総利益率>
前第2四半期
当第2四半期
引渡数
(戸)
売上高
(百万円)
売上総利益率(%)
引渡数
(戸)
売上高
(百万円)
売上総利益率(%)
新築マンション
180
8,696
18.0
151
6,913
18.2
リノベーションマンション
156
6,702
14.7
115
5,894
15.0
※新築マンションには、新築タウンハウスを含んでおります。
※共同事業物件における戸数については、事業比率に基づき計算しております。
※売上総利益率の算出に際し、棚卸資産評価損は含めておりません。
<契約進捗率> (2022年9月30日現在)
引渡予定(戸)
契約済(戸)
契約進捗率(%)
通期
新築マンション
440
328
74.5
リノベーションマンション
316
127
40.2
<完成在庫> (2022年9月30日現在)
前第2四半期
当第2四半期
前年同期比
新築マンション
(戸)
完成在庫
144
312
168
(うち未契約完成在庫)
(129)
(295)
(166)
b.ソリューション事業
ソリューション事業におきましては、収益不動産等販売において増収となった一方で、前年同期において高収益物件の引渡があったことによる反動等により、売上高237億83百万円(前年同期比9.6%増)、セグメント利益18億42百万円(同34.6%減)を計上いたしました。
<ソリューション事業の業績> (単位:百万円)
前第2四半期
当第2四半期
前年同期比
増減率(%)
売上高
21,705
23,783
2,077
9.6
収益不動産等販売
13,487
15,798
2,310
17.1
不動産賃貸管理・運営
7,942
7,837
△104
△1.3
その他(不動産仲介等)
275
147
△127
△46.5
セグメント利益
2,815
1,842
△972
△34.6
※収益不動産等販売には、共同出資型不動産、賃料収入及び土地売却を含んでおります。
<引渡数・売上高・売上総利益率>
前第2四半期
当第2四半期
引渡数
(棟)
売上高
(百万円)
売上総利益率(%)
引渡数
(棟)
売上高
(百万円)
売上総利益率(%)
収益不動産等販売
(うち一棟物件)
5
7,926
19.3
11
13,445
14.3
※共同事業物件における棟数については、事業比率に基づき計算しております。
※売上総利益率の算出に際し、棚卸資産評価損は含めておりません。
c.宿泊事業
宿泊事業におきましては、稼働施設数が増加した一方で、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しい事業環境が継続したこと等から、売上高10億55百万円(前年同期比171.8%増)、セグメント損失18億円(前年同期はセグメント損失15億65百万円)を計上いたしました。
<宿泊事業の業績> (単位:百万円)
前第2四半期
当第2四半期
前年同期比
増減率(%)
売上高
388
1,055
667
171.8
ホテル施設販売
―
―
―
―
ホテル施設運営
388
1,055
667
171.8
セグメント損失(△)
△1,565
△1,800
△235
―
d.工事事業
工事事業におきましては、オフィス移転・内装工事の受注が増加したこと等により、売上高56億18百万円(前年同期比29.1%増)、セグメント利益61百万円(前年同期はセグメント損失1億25百万円)を計上いたしました。
<工事事業の業績> (単位:百万円)
前第2四半期
当第2四半期
前年同期比
増減率(%)
売上高
4,352
5,618
1,266
29.1
セグメント利益又はセグメント損失(△)
△125
61
187
―
②財政状態
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は1,583億50百万円となり、前連結会計年度末比131億39百万円増加いたしました。これは主に、現金及び預金が減少した一方で、販売用不動産及び仕掛販売用不動産が増加したことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は1,215億40百万円となり、前連結会計年度末比129億36百万円増加いたしました。これは主に、支払手形及び買掛金が減少した一方で、短期借入金及び長期借入金が増加したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は368億10百万円となり、前連結会計年度末比2億2百万円増加いたしました。これは主に、前連結会計年度に係る株主配当金を支払ったこと及び親会社株主に帰属する四半期純損失を計上した一方で、為替換算調整勘定が増加したことによるものです。
また、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は、22.78%となりました。
(単位:百万円)
前連結会計年度
当第2四半期
前連結会計年度末比
総資産
145,210
158,350
13,139
総負債
108,603
121,540
12,936
純資産
36,607
36,810
202
自己資本比率(%)
24.81
22.78
△2.03
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、263億14百万円となりました。〔前年同四半期連結会計期間末は219億41百万円〕
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、主に棚卸資産が172億72百万円増加したことや、仕入債務が19億44百万円減少したことから、210億32百万円の資金の減少となりました。〔前年同四半期連結累計期間は163億11百万円の減少〕
投資活動によるキャッシュ・フローは、主に有形固定資産の取得による支出が2億5百万円あったことや、無形固定資産の取得による支出が1億30百万円あったことから、3億36百万円の資金の減少となりました。〔前年同四半期連結累計期間は1億96百万円の減少〕
財務活動によるキャッシュ・フローは、主に長期借入金の返済による支出が124億53百万円あった一方で、短期借入金が47億91百万円増加したことや、長期借入れによる収入が212億75百万円あったことから、145億99百万円の資金の増加となりました。〔前年同四半期連結累計期間は72億48百万円の増加〕
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
