【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
(1)財政状態及び経営成績の状況
ア)経営成績
当社グループの完成工事高は、前第2四半期連結累計期間に比べ125億6千2百万円増加し、2,706億7千万円(前年同期比4.9%増)となった。
完成工事総利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ35億4千5百万円増加し、401億2千2百万円(前年同期比9.7%増)となった。完成工事高が増加し、完成工事総利益率についても工事採算性の向上により0.6ポイント上昇したことによる。
営業利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ25億3千6百万円増加し、91億3千5百万円(前年同期比38.4%増)となった。販売費及び一般管理費が増加したものの、完成工事総利益が増加したため、営業利益は増加した。営業利益率は3.4%となっており、前第2四半期連結累計期間と比べ0.8ポイント上昇した。
経常利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ22億9千8百万円増加し、109億6千4百万円(前年同期比26.5%増)となった。
親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第2四半期連結累計期間に比べ20億9百万円増加し、74億9千7百万円(前年同期比36.6%増)となった。
完成工事高及び各利益とも、前年同期実績を上回る結果となった。
イ)財政状態
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末と比べ376億4千7百万円減少し、4,399億1千万円(前年度末比7.9%減)となった。工事代金の回収に伴う受取手形・完成工事未収入金等の減少が主な要因である。手元資金(現金及び現金同等物)は24億2百万円減少し、1,770億7千4百万円となった。
固定資産は、前連結会計年度末と比べ217億5千1百万円増加し、2,870億3千5百万円(前年度末比8.2%増)となった。株価上昇に伴う投資有価証券の増加が主な要因である。
これらの結果、総資産は、前連結会計年度末と比べ158億9千6百万円減少し、7,269億4千5百万円(前年度末比2.1%減)となった。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末と比べ321億1千2百万円減少し、1,496億9千4百万円(前年度末比17.7%減)となった。材料費等の仕入債務の支払いが進んだことによる支払手形・工事未払金等の減少が主な要因である。
固定負債は、前連結会計年度末と比べ44億5千8百万円増加し、327億7千9百万円(前年度末比15.7%増)となった。繰延税金負債の増加が主な原因である。
これらの結果、負債合計は、前連結会計年度末と比べ276億5千4百万円減少し、1,824億7千3百万円(前年度末比13.2%減)となった。
(純資産)
株主資本は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上や株主配当による利益剰余金の減少、自己株式取得の結果、前連結会計年度末と比べ2億1千万円減少し、4,882億2千1百万円(前年度末比0.0%減)となった。その他の包括利益累計額は、株価上昇に伴うその他有価証券評価差額金の増加等により、前連結会計年度末と比べ119億9千9百万円増加し、554億6千5百万円(前年度末比27.6%増)となった。
また、非支配株主持分は7億8千5百万円(前年度末比3.8%減)となった。
これらの結果、純資産は、前連結会計年度末と比べ117億5千8百万円増加し、5,444億7千2百万円(前年度末比2.2%増)となった。なお、自己資本比率は、前連結会計年度末より3.2ポイント上昇し、74.8%となった。
(2)キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、仕入債務の減少、法人税等の支払等があったものの、税金等調整前四半期純利益の計上や、売上債権の減少等により、50億5千8百万円の資金増加(前年同期は24億4千万円の資金増加)となった。
投資活動によるキャッシュ・フローは、6千9百万円の資金減少(前年同期は278億円の資金減少)となった。
財務活動によるキャッシュ・フローは、自己株式の取得による支出や配当金の支払等により、85億3千1百万円の資金減少(前年同期は50億5百万円の資金減少)となった。
この結果、当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は24億2百万円の資金減少(前年同期は283億9千万円の資金減少)となり、当第2四半期連結会計期間末の残高は、1,770億7千4百万円となった。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はない。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はない。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について、重要な変更はない。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、3億4千2百万円である。
なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はない。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループの経営成績に重要な影響を与える可能性のある要因は、経済状況の変化や得意先の倒産等による不良債権の発生などが考えられるが、市場の変化や得意先のニーズに迅速かつ適切に対応してリスク回避に努めていく。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資本政策の基本方針について、前事業年度の有価証券報告書の記載から重要な変更はない。
また、資本の財源及び資金の流動性の状況については、前連結会計年度末から重要な変動はなく、当第2四半期連結会計期間末時点において当社グループは、円滑に事業活動する上で必要な資金の流動性及び財務の健全性を確保していると認識している。
