【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、日本と米国で緩やかな回復基調が見られたものの、中国ではゼロコロナ政策解除後の景気回復に遅れが見られ、また欧州もインフレや内需回復の停滞感から景気が低迷するなど、全体的に緩やかな回復に留まりました。一方で、原材料・エネルギー価格の高止まりが続いており、インフレ抑制に向けた欧米の金融引き締め観測及び中国経済の減速懸念など、経済の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社グループが主として関連する自動車業界においては、半導体不足による減産が緩和され、生産並びに販売が持ち直す展開となりましたが、エネルギー価格の高止まりや中国経済の減速懸念が継続するなか、楽観視できない事業環境が続いております。
このような経営環境のもと、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高及び利益は、中国経済減速の影響がある一方、国内での販売好調及び、引き続き原価低減活動と原材料・エネルギー価格の価格反映の進展により、前年同期比増収増益となりました。
当第2四半期連結累計期間の業績数値につきましては、次のとおりであります。
売上高 920億89百万円
(前年同期比 11.4%増)
営業利益 42億66百万円
(前年同期比 89.7%増)
経常利益 56億7百万円
(前年同期比 31.7%増)
親会社株主に帰属する四半期純利益 33億77百万円
(前年同期比 149.4%増)
セグメントの業績概況は、次のとおりであります。
<TPRグループ(除くファルテックグループ)>
①日本
日本は、売上高は261億81百万円で、前年同期に比べて27億94百万円の増収となりました。セグメント利益は12億78百万円で、前年同期に比べて9億92百万円の増益となりました。
②アジア
アジア地域は、売上高は183億82百万円で、前年同期に比べて3億55百万円の増収となりました。セグメント利益は29億41百万円で、前年同期に比べて3億98百万円の増益となりました。
③北米
北米地域は、売上高は76億27百万円で、前年同期に比べて9億33百万円の増収となりました。セグメント損失は2億68百万円で、前年同期に比べて85百万円の減益となりました。
④その他地域
その他地域は、売上高は15億58百万円で、前年同期に比べて5億6百万円の増収となりました。セグメント利益は2億1百万円で、前年同期に比べて63百万円の増益となりました。
<ファルテックグループ>
売上高は383億38百万円で、お客様の生産・販売台数回復により、前年同期に比べて48億18百万円の増収となりました。セグメント利益は98百万円で、売上高増及び原価低減活動の効果等により、前年同期に比べて7億33百万円の増益となりました。
(財政状態)
①総資産
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して107億44百万円増加し、2,754億46百万円となりました。これは主に現金及び預金が26億円、有形固定資産が17億32百万円、のれんが11億21百万円、投資有価証券が11億17百万円、商品及び製品が10億34百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
②負債
負債は、前連結会計年度末と比較して17億36百万円増加し、1,005億35百万円となりました。これは主に長期借入金が13億87百万円増加したこと等によるものであります。
③純資産
純資産は、前連結会計年度末と比較して90億7百万円増加し、1,749億11百万円となりました。これは主に為替換算調整勘定が52億41百万円、その他有価証券評価差額金が32億14百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は、前連結会計年度末と比較して27億25百万円増加し、472億82百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、95億90百万円(前年同期比20.8%減)となりました。主な資金の増加は、減価償却費60億26百万円、税金等調整前四半期純利益58億4百万円、主な資金の減少は、仕入債務の減少額12億76百万円、棚卸資産の増加額12億21百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、49億39百万円(前年同期比43.0%減)となりました。これは主に有形及び無形固定資産の取得による支出48億67百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、43億57百万円(前年同期比111.5%増)となりました。主な収入は、長期借入金の純増加額17億24百万円、主な支出は、短期借入金の純減少額29億35百万円、非支配株主への配当金の支払額17億75百万円、リース債務の返済による支出9億62百万円等によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、25億43百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
