【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績)
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナ紛争の長期化による資源価格の高騰や、中国ゼロコロナ政策による消費行動の低迷、欧米を中心としたインフレ及び政策金利引き上げによる景気後退懸念など、先行きに対する不透明感が強まる状況でした。
当社グループが主として関連する自動車業界におきましても、半導体不足や新型コロナウイルス感染拡大による不安定な生産が続き、市場によっては一部で生産台数回復の動きは見られたものの、本格的な回復とはならず厳しい展開となりました。
このような経営環境のもと、当第3四半期連結累計期間は、売上高は、円安の影響などにより前年同期比増収となりましたが、利益については、売価反映を進めて参りましたものの、想定を上回る原材料・エネルギー等の諸経費高騰に加え、中国市場の回復の遅れから、前年同期比減益となりました。
当第3四半期連結累計期間の業績数値につきましては、次のとおりであります。
売上高 1,296億22百万円
(前年同期比 7.9%増)
営業利益 39億40百万円
(前年同期比 51.9%減)
経常利益 62億94百万円
(前年同期比 42.6%減)
親会社株主に帰属する四半期純利益 23億67百万円
(前年同期比 56.5%減)
セグメントの業績概況は、次のとおりであります。
<TPRグループ(除くファルテックグループ)>
①日本
日本は、売上高は364億5百万円で、前年同期に比べて21億5百万円の増収となりました。セグメント利益は9億25百万円で、前年同期に比べて7億97百万円の減益となりました。
②アジア
アジア地域は、売上高は288億40百万円で、前年同期に比べて16億8百万円の増収となりました。セグメント利益は40億83百万円で、前年同期に比べて15億43百万円の減益となりました。
③北米
北米地域は、売上高は102億25百万円で、前年同期に比べて22億34百万円の増収となりました。セグメント損失は4億65百万円で、前年同期に比べて7億41百万円の減益となりました。
④その他地域
その他地域は、売上高は16億1百万円で、前年同期に比べて2億73百万円の増収となりました。セグメント利益は1億78百万円で、前年同期に比べて55百万円の減益となりました。
<ファルテックグループ>
売上高は525億49百万円で、操業度増に加えて円安による為替影響もあり、前年同期に比べて33億7百万円の増収となりました。セグメント損失は9億72百万円で、お客様の生産変動に伴うロス、原材料やエネルギー市況高騰、派遣労務費高騰、為替影響に伴う輸入品の原価高等に深刻な影響を受け、また新車立上げに伴うロスが一部で継続していること、生産が特定ラインに偏ることにより非効率が発生していること等により、前年同期に比べて12億98百万円の減益となりました。
(財政状態)
①総資産
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比較して148億64百万円増加し、2,702億67百万円となりました。これは主に現金及び預金が44億5百万円、有形固定資産が32億97百万円、商品及び製品が24億78百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
②負債
負債は、前連結会計年度末と比較して22億88百万円増加し、979億39百万円となりました。これは主に電子記録債務が13億18百万円、長期借入金が8億65百万円それぞれ増加したこと等によるものであります。
③純資産
純資産は、前連結会計年度末と比較して125億76百万円増加し、1,723億28百万円となりました。これは主に為替換算調整勘定が103億31百万円、非支配株主持分が37億83百万円それぞれ増加した一方で、利益剰余金が20億47百万円減少したこと等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、39億43百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
