【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況当第3四半期連結累計期間における世界経済は、ウクライナ情勢に起因する資源価格の上昇と主要国での中央銀行の金融引き締めによる金利上昇、一部で未だ続く半導体不足などの影響により景気回復のペースは鈍りました。米国の景気は住宅着工の減少など一部に弱さがみられるようになりました。ヨーロッパ地域では、景気は緩やかに持ち直しています。中国では、ゼロコロナ政策と2022年12月以降の行動制限緩和による感染拡大により景気回復に足踏みがみられます。日本経済は、行動制限の緩和による個人消費の増加などにより景気は緩やかに持ち直しています。当第3四半期連結累計期間において、プロジェクター需要は、教育用を中心に堅調であり、当社グループのフライアイレンズの販売は増加しました。当第3四半期連結累計期間での反射鏡の販売は、国際物流の混乱を背景としたプロジェクターメーカーの部品調達前倒しが2022年3月期第4四半期に進んだことの反動で減少しました。この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高3,844百万円(前第3四半期連結累計期間比6.2%増)、経常利益171百万円(前第3四半期連結累計期間の経常損失は21百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益140百万円(前第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純損失は252百万円)となりました。セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。 ①光学事業当第3四半期連結累計期間の売上高は1,811百万円と前年同期と比べ149百万円(9.0%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は322百万円と前年同期と比べ73百万円(29.5%)の増益となりました。プロジェクター用反射鏡は、販売数量が前年同期比13.8%減少し、売上高は7.9%減少いたしました。フライアイレンズは、販売数量が前年同期比で23.0%増加し、売上高は20.6%増加いたしました。 ②照明事業当第3四半期連結累計期間の売上高は554百万円と前年同期と比べ35百万円(6.0%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は21百万円と前年同期と比べ1百万円(4.8%)の減益となりました。舞台照明関係の売上高が減少いたしました。
③機能性薄膜・ガラス事業当第3四半期連結累計期間の売上高は1,001百万円と前年同期と比べ163百万円(19.4%)の増収となり、セグメント利益(営業利益)は97百万円と前年同期と比べ5百万円(6.2%)の増益となりました。ガラス容器への加飾蒸着及びフリットの売上高が増加いたしました。
④その他当第3四半期連結累計期間の売上高は476百万円と前年同期と比べ54百万円( 10.2%)の減収となり、セグメント利益(営業利益)は61百万円と前年同期と比べ17百万円(39.0%)の増益となりました。洗濯機用ドアガラスの売上高が減少いたしました。
(2) 財政状態の分析当第3四半期連結会計期間末の総資産は前連結会計年度末と比べて461百万円減少し、7,205百万円となりました。(資産)流動資産は、前連結会計年度末に比べ473百万円の減少となりました。この主な要因は、現金及び預金が433百万円減少、受取手形及び売掛金が162百万円減少したことなどによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べ12百万円の増加となりました。この主な要因は、本社工場(千葉県柏市)ガラス溶融炉のフィーダー(溶融ガラス取り出し口)更新などで建設仮勘定が199百万円増加したことによるものであります。この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ461百万円の減少となりました。(負債)流動負債は、前連結会計年度末に比べ37百万円の減少となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金が23百万円減少したことなどによるものであります。固定負債は前連結会計年度末に比べ573百万円の減少となりました。この主な要因は、長期借入金が511百万円減少したことなどによるものであります。この結果、負債合計は611百万円の減少となりました。(純資産)純資産は、前連結会計年度末に比べ149百万円の増加となりました。この主な要因は、利益剰余金が140百万円増加したことなどによるものであります。
(3) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は79百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき重要な変更及び新たに発生した課題はありません。
