【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に移行され、行動制限や入国規制が緩和される等、経済活動の正常化に向けた動きが進む中で、景気は緩やかな回復基調となりました。一方で、ウクライナ情勢の長期化を受け原材料価格やエネルギー価格の高騰、円安による更なる物価上昇も加わり、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
当社グループの事業領域であるプライズ事業を含むアミューズメント市場におきましては、人流の回復に伴い、アミューズメント施設の集客も好転しておりますが、人件費の高騰や電気料金の度重なる値上げによるコストの増加等、厳しい事業環境が続いております。
住宅市場におきましては、2023年6月の新設住宅着工戸数が前年同月比4.8%の減少となり、前年同月比で先月の増加から再びの減少となりました。また、新設住宅着工床面積においても、前年同月比で5ヶ月連続の減少となっており、引き続き注視が必要です。
このような経済状況の中、当社グループにおいては、主力事業であるプライズ事業・不動産関連事業を中心に事業収益の拡大を図ってまいりました。また、第1四半期連結会計期間において、赤字の状態で早期の業績の回復を見込めない、フォーサイドフィナンシャルサービス株式会社、株式会社マーベラスアーク及び株式会社ホールワールドメディアの株式譲渡を完了する等、経営資源の選択と集中を進め、財務基盤の強化に努めてまいりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益は2,305,871千円(前年同期比1.9%減)、営業利益は53,847千円(前年同期は営業損失59,239千円)、経常利益は49,044千円(前年同期は経常損失54,893千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は55,293千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失68,262千円)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
①プライズ事業
プライズ事業につきましては、株式会社ブレイクがクレーンゲーム機等のプライズゲーム用景品の企画・製作・販売を行っております。
当第2四半期連結累計期間においては、根強い需要を背景にプライズゲーム用景品の受注が好調に推移するとともに、製造コスト及び販売コストの削減に取り組んでまいりました。
以上の結果、売上高は1,252,774千円(前年同期比8.9%増)、セグメント利益は110,284千円(前年同期比182.3%増)となりました。
②不動産関連事業
不動産関連事業につきましては、日本賃貸住宅保証機構株式会社が家賃保証業務及び物件管理業務等を行っております。
当第2四半期連結累計期間においては顧客(不動産会社・賃貸人・賃借人)に寄り添った丁寧な対応に努めてまいりました。営業面においては、引き続き、新規取引店の獲得や既存取引先の再稼働等、営業強化・拡大に向けての取り組みにより、売上高は好調に推移いたしました。管理回収面においては、与信審査及び債権管理業務の強化に取り組んでまいりましたが、滞納発生者が増加したことに伴う貸倒引当金繰入額の増加及び営業強化・拡大によるコスト増加等によりセグメント利益は微減となっております。
以上の結果、売上高は828,666千円(前年同期比20.0%増)、セグメント利益は49,350千円(前年同期比7.6%減)となりました。
③コンテンツ事業
コンテンツ事業につきましては、株式会社ポップティーンが電子書籍配信サイト「モビぶっく」の運営を行っております。
当第2四半期連結累計期間においては、電子書籍配信サイト「モビぶっく」において、費用対効果の高い集客施策の実施にくわえ、徹底した経費の節減を継続してまいりました。一方で、2022年7月を以って、auスマートパス「アプリ取り放題」が終了したことにより、減収減益となっております。
以上の結果、売上高は37,321千円(前年同期比48.8%減)、セグメント損失は8,765千円(前年同期はセグメント利益4,662千円)となりました。
④イベント事業
イベント事業につきましては、株式会社ブレイクが各地の大型商業施設の催事場にて著名なコンテンツの展示販売を中心に行っております。
当第2四半期連結累計期間においては、「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000」を筆頭に、多くのイベントでグッズ物販を展開し、好調に推移いたしました。一方で、OEM物販の受注減少を補うまでには至らず、減収減益となっております。
以上の結果、売上高は90,210千円(前年同期比66.2%減)、セグメント損失は3,453千円(前年同期はセグメント利益33,994千円)となりました。
⑤マスターライツ事業
マスターライツ事業につきましては、主にフォーサイドメディア株式会社及び株式会社ポップティーンが出版事業を行っております。
当第2四半期連結累計期間においては、女子小中学生向け雑誌「Cuugal」の新イメージモデルにかんちゃん(カジサック(梶原雄太氏)の長女)を起用したほか、積極的なSNS展開や対面イベントの実施により、ブランド認知度が大きく向上いたしました。「Popteen」においては、2023年3月号よりWEBマガジンへとリニューアルを行い、よりスピーディなトレンドの配信を目指してWEB記事制作に注力してまいりました。なお、紙面販売の終了に伴い減収となりましたが、制作コストの一層の削減により損益は大幅に改善されました。また、第1四半期連結会計期間において、赤字の状態で早期の業績回復が見込めない株式会社マーベラスアーク及び株式会社ホールワールドメディアの全所有株式を譲渡したことに伴い、セグメント損失は大幅に縮小しております。
以上の結果、売上高は96,898千円(前年同期比41.6%減)、セグメント損失は2,010千円(前年同期はセグメント損失67,547千円)となりました。
(2) 財政状態
①総資産
当第2四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べて53,899千円増加し4,302,915千円となりました。主な要因と致しましては、現金及び預金の増加309,156千円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少310,418千円及び収納代行未収金の増加71,299千円等によるものであります。
②負債
当第2四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末に比べて3,298千円減少し3,190,026千円となりました。主な要因と致しましては、支払手形及び買掛金の減少119,020千円及び前受収益の増加80,387千円等によるものであります。
③純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末に比べて57,198千円増加し1,112,889千円となりました。主な要因と致しましては、親会社株主に帰属する四半期純利益55,293千円を計上したことによるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べて309,156千円増加し,
1,251,001千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及びこれらの要因は次のとおりであります。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、318,638千円の収入(前年同期は69,041千円の支出)となりました。主な要因と致しましては、売上債権の減少304,459千円、仕入債務の減少115,286千円及び税金等調整前四半期純利益74,684千円を計上したこと等によるものであります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、35,808千円の支出(前年同期は99,181千円の収入)となりました。主な要因と致しましては、敷金の差入による支出26,025千円、貸付けによる支出28,000千円及び貸付金の回収による収入56,733千円を計上したこと等によるものであります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、23,246千円の収入(前年同期は99,173千円の支出)となりました。主な要因と致しましては、長期借入れによる収入98,267千円及び長期借入金の返済による支出60,308千円を計上したこと等によるものであります。
(4) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(5) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(6) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(7) 研究開発活動
該当事項はありません。
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