【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類への引き下げが決定する等、ウィズコロナの新たなフェーズへの移行が進められ、経済活動の正常化が進む中、景気は緩やかな持ち直しの動きがみられました。一方で、ウクライナ情勢の長期化に伴う資源価格の高騰や物価の上昇等が続いており、依然として先行きが不透明な状況が続いております。
当社グループの事業領域であるプライズ事業を含むアミューズメント市場におきましては、行動制限の緩和により人流が回復し、来店者数は復調傾向にあります。一方で、原材料費や光熱費の高騰、人件費も上昇傾向にあること等、今後の不安材料も抱えております。
住宅市場におきましては、2023年3月の新設住宅着工戸数が前年同月比3.2%の減少となり、前年同月比で2ヶ月連続の減少となりました。また、新設住宅着工床面積においても、前年同月比で2ヶ月連続の減少となる等、引き続き注視が必要です。
このような経済状況の中、当社グループにおいては、主力事業であるプライズ事業・不動産関連事業を中心に事業収益の拡大を図ってまいりました。また、当第1四半期連結会計期間において、赤字の状態で早期の業績の回復を見込めない、フォーサイドフィナンシャルサービス株式会社、株式会社マーベラスアーク及び株式会社ホールワールドメディアの株式譲渡を完了する等、経営資源の選択と集中を進め、財務基盤の強化に努めてまいりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の営業収益は1,053,925千円(前年同期比7.6%増)、営業損失は7,690千円(前年同期は営業損失53,414千円)、経常損失は11,261千円(前年同期は経常損失55,565千円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5,825千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失64,192千円)となりました。
セグメント別の経営成績は次の通りであります。
①プライズ事業
プライズ事業につきましては、株式会社ブレイクがクレーンゲーム機等のプライズゲーム用景品の企画・製作・販売を行っております。
当第1四半期連結累計期間においては、キャラクターグッズや雑貨系商材を中心に受注件数が好調に推移いたしました。また、輸送費や原材料費が高騰する中、一層のコストの低減に努めてまいりました。
以上の結果、売上高は531,923千円(前年同期比10.4%増)、セグメント利益は36,590千円(前年同期比43.0%増)となりました。
②不動産関連事業
不動産関連事業につきましては、日本賃貸住宅保証機構株式会社が家賃保証業務及び物件管理業務等を行っております。
当第1四半期連結累計期間においては、顧客(不動産会社・賃貸人・賃借人)に寄り添った丁寧な対応に努めてまいりました。営業面においては、引き続き、新規取引店の獲得や既存取引先の再稼働等、営業強化・拡大に向けての取り組みにより、売上高は前年同期を上回る結果となりました。管理回収面においては、状況に応じた顧客管理に努め、与信審査及び債権管理業務の効率化に取り組んでまいりましたが、滞納者が増加したことに伴う貸倒引当金繰入額の増加に加えて、営業強化・拡大によるコスト増加等によりセグメント利益は減少いたしました。
以上の結果、売上高は408,147千円(前年同期比25.7%増)、セグメント利益は18,109千円(前年同期比38.3%減)となりました。
③コンテンツ事業
コンテンツ事業につきましては、株式会社ポップティーンが電子書籍配信サイト「モビぶっく」の運営を行っております。
当第1四半期連結累計期間においては、電子書籍配信サイト「モビぶっく」において、広告宣伝費の抑制に努めながらも、費用対効果の高いプロモーション施策を継続することで、新規顧客の獲得に努めてまいりました。また、既存ユーザーに対しては、取扱い作品数の拡充やサイトのユーザビリティの向上を図ることで、顧客継続率を高めるための施策を行ってまいりました。一方で、2022年7月を以って、auスマートパス「アプリ取り放題」が終了したことに伴い、減収減益となっております。
以上の結果、売上高は18,895千円(前年同期比48.5%減)、セグメント損失は4,666千円(前年同期はセグメント利益3,154千円)となりました。
④イベント事業
イベント事業につきましては、株式会社ブレイクが各地の大型商業施設の催事場にて著名なコンテンツの展示販売を中心に行っております。
当第1四半期連結累計期間においては、3月より「PSYCHOVISION hide MUSEUM Since 2000」を大阪で開催し、来場者数、物販ともに好調に推移いたしました。一方で、OEM物販の受注が減少したことに伴い、減収減益となっております。
以上の結果、売上高は38,222千円(前年同期比31.8%減)、セグメント損失は7,100千円(前年同期はセグメント利益878千円)となりました。
⑤マスターライツ事業
マスターライツ事業につきましては、主にフォーサイドメディア株式会社及び株式会社ポップティーンが出版事業を行っております。
当第1四半期連結累計期間においては、女子小中学生向け雑誌「Cuugal」の新イメージモデルにかんちゃん(カジサック(梶原雄太氏)の長女)を起用し、大きな反響をいただきました。「Popteen」においては、2023年3月号より、WEBマガジンへとリニューアルを行い、紙面販売の終了に伴い減収となりましたが、制作コストの一層の削減により損益は大幅に改善されました。また、2023年1月1日付けで株式会社マーベラスアークの全所有株式を譲渡したことに伴い、赤字の状態で早期の業績回復を見込めない音楽関連事業が連結除外されたことで、セグメント損失は大幅に縮小しております。
以上の結果、売上高は56,736千円(前年同期比29.0%減)、セグメント損失は80千円(前年同期はセグメント損失42,279千円)となりました。
(2) 財政状態
①総資産
当第1四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べて56,197千円減少し4,192,817千円となりました。主な要因といたしましては、現金及び預金の増加1,223,653千円、受取手形、売掛金及び契約資産の減少267,996千円及び収納代行未収金の減少987,605千円等によるものであります。
②負債
当第1四半期連結会計期間末における負債は前連結会計年度末に比べて61,711千円減少し3,131,612千円となりました。主な要因といたしましては、支払手形及び買掛金の減少119,388千円等によるものであります。
③純資産
当第1四半期連結会計期間末における純資産は前連結会計年度末に比べて5,514千円増加し1,061,205千円となりました。主な要因といたしましては、親会社株主に帰属する四半期純利益5,825千円を計上したこと等によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
該当事項はありません。
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