【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)
経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間(2022年4月1日~2022年9月30日)においては、新型コロナウイルス感染症(以下「本感染症」という)の感染拡大防止における行動制限が緩和され、スポーツクラブ事業における新規入会者数が順調に推移したこと等から、売上高は予想を上回る水準で推移しました。コストの面では、資源価格の高騰による光熱費の上昇が想定以上の水準となりました。なお、8月に2施設、11月に1施設開業した総合型スポーツクラブの開業費用等を含んでおります。この結果、当第2四半期連結累計期間は、売上高198億89百万円(前年同期比12.7%増)、営業利益96百万円(前年同期比89.5%増)、経常利益24百万円(前年同期より1億58百万円改善し黒字化)、親会社株主に帰属する四半期純利益6百万円(前年同期より89百万円改善し黒字化)となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、本感染症の第7波が到来しましたが、感染拡大の抑制と社会経済活動の両立を目指す方針により、緩やかに持ち直しの動きが見られました。しかしながら、ロシア・ウクライナ情勢等による資源価格や原材料価格の高騰、急速な円安の進行による物価上昇が個人消費に与える影響が懸念され、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
このような環境の中、当社グループは「生きがい創造企業」という企業理念のもと、「人生100年時代を豊かにする健康のソリューションカンパニー」を長期ビジョンに掲げ、人生100年時代の到来とともに重要性が高まる、生涯現役で働くための健康維持・増進や、医療費等の社会保障費の抑制につながる‟治療から予防へ”の取り組みを通じ、健康長寿社会の実現及び地域の社会課題の解決に取り組んでまいりました。
スポーツクラブ事業では、フィットネス会員の新規入会者数が好調に推移したことから、当第2四半期連結会計期間末の在籍会員数は、360,848名(うちオンライン会員数25,305名)(前年同期比11.3%増)と、前年を上回る結果となりました。販売促進においては、プール、お風呂、サウナ等の総合型スポーツクラブならではのアイテムを訴求し、好評をいただきました。また、10の既存施設においてジムのフリーウェイトゾーンの拡充を中心としたリニューアルを実施し、顧客満足度の向上に取り組んでまいりました。一方、政府の節電要請を受け、7月から9月までの期間、節電対策に取り組んでまいりましたが、資源価格の高騰による光熱費の上昇は想定を上回る水準となりました。なお、当第2四半期連結累計期間においては、8月に開業した「スポーツクラブ ルネサンス・イオンタウンふじみ野24」(埼玉県ふじみ野市)と「スポーツクラブ ルネサンス 海老名ビナガーデンズ24」(神奈川県海老名市)、11月に開業した「スポーツクラブ ルネサンス 蒔田24」(神奈川県横浜市)の、総合型スポーツクラブ3施設の開業費用を計上しております。
介護リハビリ事業では、リハビリ特化型デイサービス「元氣ジム」等において、利用者の身体機能の改善を通じたQOL(Quality of life)の向上に取り組み、売上高は前年同期比13.1%増となりました。当連結会計年度においては「元氣ジム」FC加盟店の拡大に向けた営業及び支援体制の強化を行っており、5月に「ルネサンス 元氣ジム大泉学園」(東京都練馬区)、7月に「ルネサンス 元氣ジムいわき中央台」(福島県いわき市)、9月に「ルネサンス 元氣ジム鹿児島中央」(鹿児島県鹿児島市)の3施設を新規開設しました。また、当社がこれまで取り組んできた運動プログラム及び個別機能訓練加算並びに口腔機能向上加算の取得ノウハウを、他の通所介護施設に向けて提供する新たなサービス「R-Smart」の販売を、10月より開始しました。本サービスを通じて、通所介護施設の利用者の身体機能向上による顧客満足度向上の促進と業務効率化による職員の満足度向上を目指してまいります。
企業・健康保険組合に向けた事業では、オンラインレッスンサービス「RENAISSANCE Online Livestream(以下「ROL」といいます)」において、レッスンの増設や新たなプログラムの導入並びに定員数の拡大を行い、より多くの方が場所を問わず気軽に健康づくりができるよう、サービスの拡充に取り組んでまいりました。また、住友生命「Vitality」会員の利用が順調に増加するなど、企業・健康保険組合を通じたROLの提供機会が広がっております。法人向けサービスの開発においては、新たなプログラム「転倒災害予防のための『からだチェック&エクササイズ』」の提供を9月より開始し、従業員が安全に働ける環境や身体づくり等、健康経営を支援する取り組みを強化してまいりました。
自治体に向けた事業では、総務省が支援する「地域活性化起業人制度」等を通じて16の自治体へ当社従業員を派遣し、地域が抱える健康課題の解決、派遣先自治体のPR、派遣先となる拠点施設における健康に関する住民の支援に係る企画等に取り組んでまいりました。また、小中学校におけるプール施設の老朽化に伴う維持管理費の増加や水泳授業に係る教員の負担、天候の影響による授業回数の確保等、学校の水泳授業を取り巻く課題解決の取り組みとして、当第2四半期連結累計期間において、20の自治体にて水泳授業を実施しました。今後も水泳学習や部活動等、子どもの豊かな学校生活の実現に向けた支援に取り組んでまいります。
ベトナム国におけるスポーツクラブ事業においては、ベトナム政府のwithコロナ政策と本感染症の状況の改善に伴い、消費活動が活発化しております。ハノイ市及びビンズオン省の2施設ともに、当第2四半期連結累計期間における新規入会者数及び在籍会員数は順調に推移しました。
当第2四半期連結累計期間においては下表の施設を新規開設、退店した結果、株式会社BEACH TOWNの施設を含む当第2四半期連結会計期間末の当社グループの施設数は、スポーツクラブ130施設(直営104施設、業務受託24施設、ルネサンス ベトナム2施設)、スタジオ業態2施設、介護リハビリ39施設(直営29施設、フランチャイズ10施設)、アウトドアフィットネス16施設(直営6施設、業務受託10施設)の計187施設となりました。
出店・開設時期
施設名
施設形態
2022年5月
ルネサンス ケアステーション戸塚(神奈川県横浜市)
介護リハビリ(直営)
2022年5月
ルネサンス 元氣ジム大泉学園(東京都練馬区)
介護リハビリ(FC)
2022年5月
ATHLETA ATHLETIC CLUB(東京都墨田区)
アウトドアフィットネス(業務受託)
2022年6月
BEACHTOWN HIBIYA PARK(東京都千代田区)
アウトドアフィットネス(直営)
2022年7月
ルネサンス 元氣ジムいわき中央台(福島県いわき市)
介護リハビリ(FC)
2022年8月
スポーツクラブ ルネサンス・イオンタウンふじみ野24(埼玉県ふじみ野市)
スポーツクラブ
2022年8月
スポーツクラブ ルネサンス 海老名ビナガーデンズ24(神奈川県海老名市)
スポーツクラブ
2022年9月
ルネサンス 元氣ジム鹿児島中央(鹿児島県鹿児島市)
介護リハビリ(FC)
退店・受託終了時期
施設名
施設形態
2022年6月末
ドゥミ ルネサンス ライブストリームスタジオ池袋東口店(東京都豊島区)
スタジオ業態(新業態)
2022年6月末
フィットネススタジオ ルネサンス五反田(東京都品川区)
スタジオ業態(新業態)
2022年7月末
Community Park KOBE(兵庫県神戸市)
アウトドアフィットネス(直営)
2022年8月末
スポーツクラブ ルネサンス 海老名(神奈川県海老名市)
スポーツクラブ(業務受託)
2022年9月末
リーヴ新百合ヶ丘フットサルクラブ(神奈川県川崎市)
その他(業務受託)
また、第3四半期連結会計期間以降は、下表の施設の新規開設を予定しております。
出店・開設時期
施設名
施設形態
2022年11月
スポーツクラブ ルネサンス 蒔田24(神奈川県横浜市)
スポーツクラブ
2022年12月
ルネサンス リハビリセンター蒔田(同上)※
介護リハビリ(直営)
2022年12月
ルネサンス リハビリステーション蒔田(同上)※
介護リハビリ(直営)
2023年 夏
スポーツクラブ ルネサンス 仙台卸町(仮称)(宮城県仙台市)
スポーツクラブ
2023年 秋
スポーツクラブ ルネサンス 光の森24(仮称)(熊本県菊陽町)
スポーツクラブ
2023年 秋
スポーツクラブ ルネサンス・イオンモール座間24(仮称)(神奈川県座間市)
スポーツクラブ
※「スポーツクラブ ルネサンス 蒔田24」に併設
当社グループの報告セグメントは「スポーツクラブ運営事業」のみであるため、セグメントごとの業績については記載しておりません。
(2) 財政状態の分析当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ11億25百万円増加し、393億14百万円となりました。これは主に、現金及び預金が減少したこと等により流動資産合計が7億21百万円減少した一方、リース資産が増加したこと等により固定資産合計18億47百万円増加したことによるものです。当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ13億5百万円増加し、291億73百万円となりました。これは主に、短期借入金が増加した一方、流動負債その他が減少したこと等により流動負債合計が29百万円増加したこと、及びリース債務が増加したこと等により固定負債合計が12億76百万円増加したことによるものです。当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1億80百万円減少し、101億41百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益6百万円を計上したこと、配当金75百万円を支払ったことにより利益剰余金が69百万円減少したこと、また、為替換算調整勘定が1億10百万円減少したこと等によりその他の包括利益累計額合計が1億7百万円減少したことによるものです。
(3) キャッシュ・フローの分析 当第2四半期連結累計期間において、現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の四半期末残高は41億41百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期連結累計期間△81百万円(前年同期5億56百万円) 営業活動の結果減少した資金は、△81百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益19百万円、減価償却費10億43百万円(前年同期比3.3%減)、未払消費税等の減少額11億19百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期連結累計期間△16億72百万円(前年同期△12億52百万円) 投資活動に使用した資金は、16億72百万円(前年同期比33.5%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出17億3百万円(同41.3%増)によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当第2四半期連結累計期間11億50百万円(前年同期△4億36百万円) 財務活動に得られた資金は、11億50百万円となりました。これは主に長期借入による収入12億円(前年同期比20.0%減)、短期借入金純増加額8億50百万円、セール・アンド・リースバックによる収入5億51百万円、長期借入金の返済による支出10億51百万円(同0.1%増)、リース債務の返済による支出3億16百万円(同7.6%増)によるものです。
(4)
事業上及び財務上の対処すべき課題 当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更はありません。
(5)
研究開発活動 特記すべき事項はありません。
(6)
経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し当社は、会員制フィットネスクラブやスクール等のスポーツクラブ事業等、主に施設に来館いただくことを前提とした施設産業を中心に、介護リハビリ事業、企業・保険者向け事業及び自治体向け事業等、社会課題を解決する事業を複数展開しております。さらに、これらの事業に「オンライン」、「デジタルコミュニケーション」等の価値を付加し、新たな健康づくりの機会とサービスの提供を通じて、当社が長期ビジョンとして掲げる「人生100年時代を豊かにする健康のソリューションカンパニー」の実現に向けて取り組んでおります。引き続きコーポレートガバナンスの更なる充実を図るとともに、健康で安心な社会を目指し、全てのステークホルダーの「生きがい創造」に貢献するために、持続的に企業価値向上に努めてまいります。
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