【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症が5類感染症へ移行したことに伴い、経済活動の正常化が一段と進みました。一方、不安定な国際情勢や資源・材料価格の高止まり、円安による物価上昇など、引き続き不透明な状況にあります。
当社グループが属する業界では、生成AI関連を中心とした需要は好調に推移したものの、スマートフォンやパソコン、テレビなどの一部民生品に加え、データセンター向けの需要も減退し、全体的に半導体需給に緩みが生じております。
このような状況の中、当社グループのエレクトロニクス関連事業において、顧客の設備投資に伴い発生するイニシャル部門(特殊ガス供給装置製造、供給配管設計施工)は、ロジック工場での設備投資は継続されましたが、NAND型フラッシュメモリ工場では2023年3月期第3四半期後半からの設備投資の減速が継続したことから売上高、セグメント利益ともに前年同四半期と比べ減少しました。また、生産活動に伴い発生するオペレーション部門(特殊ガス販売管理業務、技術サービス等)は、主要顧客であるNAND型フラッシュメモリ工場における減産の影響を受け、売上高、セグメント利益ともに前年同四半期と比べ減少し、売上高は22,045百万円(前年同四半期比4.3%減)、セグメント利益は3,668百万円(前年同四半期比45.6%減)となりました。
一方、グラフィックスソリューション事業においては、デジタルサイネージ向け製品が堅調に推移したことに加え、納入時期を第1四半期と想定していたビデオプロセッサーなどのグラフィックス製品が当第2四半期に納入され販売したことにより、売上高は662百万円(前年同四半期比11.6%増)、セグメント利益は107百万円(前年同四半期比44.3%増)となりました。
また、太陽光発電事業では、三重県内で3か所の太陽光発電所が順調に稼働していることから、売上高は120百万円(前年同四半期比3.4%増)、セグメント利益は72百万円(前年同四半期比8.2%増)となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は22,827百万円(前年同四半期比3.9%減)、営業利益は3,095百万円(前年同四半期比49.5%減)、経常利益は3,437百万円(前年同四半期比47.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,292百万円(前年同四半期比49.2%減)となりました。
財政状態の分析
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,266百万円増加し、53,699百万円となりました。これは主に現金及び預金が2,619百万円減少、原材料及び貯蔵品が404百万円減少したものの、有形固定資産が2,011百万円増加、のれんが1,745百万円増加、仕掛品が663百万円増加したことによります。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ189百万円増加し、9,081百万円となりました。これは主に未払法人税等が1,016百万円減少したものの、支払手形及び買掛金が1,247百万円増加したことによります。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,076百万円増加し、44,618百万円となりました。これは主に配当金の支払2,053百万円があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益2,292百万円の計上、為替換算調整勘定が296百万円増加、非支配株主持分が287百万円増加、資本剰余金が178百万円増加したことによります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、6,240百万円(前連結会計年度末8,287百万円)となりました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は、3,689百万円(前年同四半期は2,107百万円の支出)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前四半期純利益3,301百万円、仕入債務の増加941百万円、リース債権及びリース投資資産の減少450百万円、減価償却費の計上374百万円、前渡金の減少322百万円、売上債権の減少162百万円であり、支出の主なものは、法人税等の支払額2,004百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は、3,758百万円(前年同四半期は1,357百万円の支出)となりました。支出の主な内訳は、有形固定資産の取得による支出2,287百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出1,902百万円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は、2,091百万円(前年同四半期は1,868百万円の支出)となりました。支出の主なものは、配当金の支払額2,053百万円であります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に関する重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)従業員数
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの従業員(契約社員及びパートタイマー社員を含む)は前連結会計年度末に比べ190名増加し、1,658名となりました。これは主に株式取得によりGBS(SINGAPORE)PTE. LTD.を連結の範囲に含めたことなどによるものであります。
(6)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。
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