【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気は緩やかに回復いたしましたが、世界経済におきましては、世界的な金融引締めによる米欧経済の減速の影響や、中国経済の回復遅れ及び世界の対中輸出の弱さなど、依然として、引き続き緩やかな減速傾向が続いております。
このような経済環境の下、主要需要先である国内の自動車関連市場では、半導体や部品不足による減産という最悪期から回復し、国内自動車生産は好転しつつありますが、アルミ合金の需要については、原料であるアルミスクラップの価格が高止まりする一方で、需要家側での在庫や仕掛品の調整局面が続いており、本格的な需要回復には至っておりません。この結果、当社グループの連結売上高につきましては、日本国内において、中国経済の低迷により中国国内のアルミ需要が減少し、廉価のアルミ合金地金が日本に流出したこと等の理由により、前年同期と比べて製品販売価格が低下したこと等から、アルミニウム二次合金地金875億5千1百万円(前年同期比9.9%減)、商品・原料他445億6千8百万円(前年同期比5.3%減)で、これらを併せた売上高総額は1,321億2千万円(前年同期比8.4%減)となりました。収益面につきましては、海外連結子会社において、下げ基調の相場の中で原料高の時期に仕入れたスクラップの影響により、原料価格と製品販売価格の価格差(スプレッド)が縮小したこと等から、営業利益27億4千5百万円(前年同期比74.5%減)、経常利益26億7千8百万円(前年同期比75.5%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は25億8千5百万円(前年同期比64.5%減)を計上することとなりました。 事業別セグメントの状況は、次のとおりであります。 アルミニウム二次合金事業は、前年同期と比べて製品販売価格が低下しました。収益面については、原料価格と製品販売価格の価格差(スプレッド)が縮小したことにより、売上高は1,306億7千2百万円(前年同期比8.4%減)、営業利益は27億6千9百万円(前年同期比73.7%減)となりました。 その他の事業セグメントは、ダイカスト製品事業は厳しい状況で推移したことにより、売上高は20億2千8百万円(前年同期比18.7%減)、営業損失は4千2百万円(前年同期は2億4千万円の利益)となりました。
(流動資産について)当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ101億7千4百万円増加し1,128億9千6百万円となりました。これは主に受取手形及び売掛金が35億3千8百万円、商品及び製品が11億6千万円、原材料及び貯蔵品が30億3千万円、その他が25億5千7百万円それぞれ増加したことによるものであります。(固定資産について)当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ15億9千3百万円増加し320億8千7百万円となりました。これは主に有形固定資産が18億5千6百万円増加したことと、投資有価証券が2億8千万円減少したことによるものであります。(流動負債について)当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ70億1千2百万円増加し613億1百万円となりました。これは主に短期借入金が91億7千6百万円増加したことと、支払手形及び買掛金が17億8千1百万円減少したことによるものであります。(固定負債について)当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ3億5千9百万円増加し109億1千4百万円となりました。これは主に長期借入金が1億5千2百万円、繰延税金負債が1億4千5百万円それぞれ増加したことによるものであります。(純資産について)当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ43億9千6百万円増加し727億6千6百万円となりました。これは主に利益剰余金が9億6千4百万円、為替換算調整勘定が34億9千5百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1億2千1百万円減少し、47億4千7百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金は、主に未収入金の増加と仕入債務の減少による資金の減少により58億8千7百万円の減少(前年同期は166億9百万円の増加)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金は、主に有形固定資産の取得による支出と投資有価証券の売却による収入により8億5千8百万円の減少(前年同期は24億3百万円の減少)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金は、主に短期借入金の純増減額の増加と、長期借入金の返済による支出により65億9千1百万円の増加(前年同期は109億4百万円の減少)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は5千8百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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