【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大や、ウクライナ情勢等の影響による原材料価格及び原油価格の高騰などにより、諸物価上昇による消費の冷え込みが懸念されるなど、景気の先行きについては依然として不透明な状況が続いております。 こうした環境のもと、大手需要先である自動車メーカー関連各社は、世界的な半導体不足の長期化や部品の調達難が継続しており、生産計画の見直しにより減少しました。しかし、当社グループにおいては、販売数量が伸び悩んだ中で、原材料購入単価の適正化への努力をするとともに、製品の適正な在庫管理を徹底して取り組んでまいりました。また同時にカーボンニュートラルのトレンドの下、水平リサイクルのニーズが伸びたことと、圧延向けのRSIが好調に推移しました。この結果、当社グループの第2四半期連結売上高につきましては、前年同期に比して平均販売価格も上昇したことにより、アルミニウム二次合金地金972億1千2百万円(前年同期比41.9%増)、商品・原料他470億5千万円(前年同期比37.1%増)で、これらを併せた売上高総額は1,442億6千3百万円(前年同期比40.3%増)となりました。収益面につきましては、製品価格と原料価格の価格差(スプレッド)が順調に推移した結果、経常損益につきましては、109億2千8百万円(前年同期比9.4%増)の利益となり、親会社株主に帰属する四半期純損益は72億9千2百万円(前年同期比1.4%増)の利益を計上することとなりました。 事業別セグメントの状況は、次のとおりであります。 アルミニウム二次合金事業は、当社グループの販売数量が伸び悩んだ中、前年同期に比して販売価格が上昇しました。収益面については、製品価格と原料価格の価格差(スプレッド)が順調に推移したことにより、売上高は1,425億8千8百万円(前年同期比41.2%増)、セグメント損益は105億2千3百万円(前年同期比10.2%増)の利益となりました。 その他の事業セグメントは、ダイカスト製品事業は低調に推移したことにより、売上高は24億9千4百万円(前年同期比1.0%増)、セグメント損益は2億4千万円(前年同期比43.9%減)の利益となりました。
(流動資産について)当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べ7億5千9百万円増加し1,142億6千万円となりました。これは主に現金及び預金が34億4千9百万円、商品及び製品が2億3千9百万円それぞれ増加したことと、原材料及び貯蔵品が22億4千1百万円、その他が7億8千6百万円それぞれ減少したことによるものであります。(固定資産について)当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べ19億3千8百万円増加し300億5千3百万円となりました。これは主に有形固定資産が20億4千4百万円増加したことと、投資有価証券が3千7百万円、繰延税金資産が3千7百万円それぞれ減少したことによるものであります。(流動負債について)当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べ70億6千万円減少し652億1千万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が7億5千1百万円、短期借入金が49億4百万円、未払法人税等が8億5千万円、未払費用が3億7千8百万円それぞれ減少したことによるものであります。(固定負債について)当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べ4億3千7百万円減少し104億2百万円となりました。これは主に繰延税金負債が7億8千3百万円増加したことと、長期借入金が12億5千5百万円減少したことによるものであります。(純資産について)当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ101億9千5百万円増加し687億1百万円となりました。これは主に利益剰余金が58億7千5百万円、為替換算調整勘定が40億7千3百万円それぞれ増加したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ34億3千3百万円増加し、82億1千3百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において営業活動による資金は、主に税金等調整前四半期純利益を計上したことと、売上債権及び棚卸資産の減少による資金の増加と、法人税等の支払いによる資金の減少により166億9百万円の増加(前年同期は75億3千5百万円の減少)となりました。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において投資活動による資金は、主に有形固定資産の取得による支出により24億3百万円の減少(前年同期は14億1千9百万円の減少)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間において財務活動による資金は、主に短期借入金の純増減額の減少と、長期借入金の返済による支出により109億4百万円の減少(前年同期は86億2百万円の増加)となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6千6百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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