【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、一部に弱さがみられるものの、景気は緩やかに持ち直しています。設備投資は持ち直しているものの、輸出や生産は弱含んでいます。企業収益は総じてみれば改善していますが、そのテンポは緩やかになっています。また、企業の業況判断は持ち直しの動きがみられます。先行きについては、ウィズコロナの下で、各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待されます。ただし、世界的な金融引き締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっています。また、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要があります。
このようななか、当社グループの売上については、半導体向けの研磨材の売上が大幅に伸長したことにより、売上高は1,056,237千円(前年同期比11.2%増)となりました。
また利益面においては、売上高増による粗利の増加に加え、年金資産の時価評価増により退職給付費用が減少したことから、営業利益53,587千円(前年同期比67.5%増)となり、経常利益については前第1四半期連結累計期間において計上した持分法による投資損失がなくなったことから、当第1四半期連結累計期間は改善し56,802千円(前年同期比242.1%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益については前第1四半期連結累計期間に理研精密器材(蘇州)有限公司の清算による為替換算調整勘定取崩益計上から一巡したことにより42,617千円(前年同期比3.3%増)となりました。
セグメントの概況は、以下のとおりであります。
(研磨布紙等製造販売事業)
当社グループの中核事業である研磨布紙等製造販売事業の当第1四半期連結累計期間の業況は、特に木工用の研磨布紙が得意先の在庫調整により減少しましたが、半導体向けの研磨材の売上が大幅に伸長したことから売上高は923,551千円(前年同期比16.4%増)となり、売上高増による粗利の増加に加え、年金資産の時価評価増により退職給付費用が減少したことから、営業利益は61,905千 円(前年同期比31.0増)となりました。
(OA器材部材等製造販売事業)
事務機器に組み込まれる紙送り用各種ローラー部品の受注生産をしているOA器材部材等製造販売事業の当第1四半期連結累計期間の業況は、得意先の一部部材の調達難による生産調整が続いており、売上高が減少したことから98,034千円(前年同期比19.5%減)となり、営業利益は製造の習熟度が改善したことにより原価率が低減したことから、22,413千円(前年同期比10.8%増)となりました。
(不動産賃貸事業)
イオンリテール株式会社に賃貸しております土地の賃貸収入の売上は34,652千円(前年同期と同額)となり、営業利益は28,009千円(前年同期比0.4%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ257,188千円減少し、6,422,392千円になりまし た。これは主に、法人税等の支払いにより現金及び預金が271,208千円減少したことによるものであります。
負債は前連結会計年度末に比べ205,057千円減少し、1,655,462千円になりました。これは主に、法人税等の支払いにより未払法人税等が209,767千円減少したことによるものであります。
純資産は前連結会計年度末に比べ52,132千円減少し、4,766,929千円になりました。これは主に、自己株式取得により自己株式勘定が31,566千円減少、投資有価証券の時価評価の減少によりその他有価証券評価差額金が19,372千円減少したことによるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要
な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、10,137千円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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