【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、経済活動の正常化が進み、堅調な個人消費や設備投資、旺盛なインバウンド需要等により底堅く推移しました。一方、円安の進行やエネルギー・資源価格の上昇に起因した原材料・食料品等の度重なる値上げにより景気の下振れが懸念されます。海外に目を向けても中国における不動産市況の悪化に起因する経済成長鈍化やアメリカにおける金融引き締めによる景気後退懸念など、先行きが不透明な状況が続いております。このような状況の中、当社グループではかねてより連結子会社であるMatsuya R&D (Vietnam)Co.,Ltd.において建設中の新工場が8月に完成し、9月8日の開所式から本格的に生産を開始しました。自社工場建設によりレンタル費用削減などコストダウンが図られるとともに、工場集約化や当社独自の生産管理システム導入により更なる生産性向上を進めてまいります。また、メディカルヘルスケア事業における血圧計腕帯では、前期におけるコロナ禍の影響がなくなり、受注が堅調に推移しました。セイフティシステム事業における縫製自動機では、インド向けエアバッグ用設備等の受注により売上が増加しました。カーシート・エアバッグでは前期までのコロナの影響や半導体不足が概ね解消されたことなどを背景に自動車の生産台数が増加したほか、エアバッグについて新規得意先向け量産開始により受注が増加しました。そのほか、リハビリロボット「LunaEMG」については首都圏、関西圏を中心にデモ機を貸出するなど、受注に向けた積極的な営業活動を実施してまいりました。この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高4,162,857千円(前年同期比44.9%増)、営業利益616,575千円(前年同期比204.7%増)、経常利益618,888千円(前年同期比113.0%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は437,111千円(前年同期比113.6%増)となり、第2四半期連結累計期間の各利益は上場以来過去最高となりました。なお、当第2四半期連結累計期間における各セグメントの概況は、次のとおりであります。
(メディカルヘルスケア事業)メディカルヘルスケア事業につきましては、前期までの中国におけるロックダウンや半導体不足の影響が概ね解消され、円安の進行と相まって、売上高は回復に向かいました。以上の結果、売上高は2,848,188千円(前年同期比40.4%増)、セグメント利益は692,726千円(前年同期比67.8%増)となりました。
(セイフティシステム事業)セイフティシステム事業につきましては、インド向けに大型レーザー裁断機やエアバッグ関連メーカー向けの自動機を、ベトナム向けにシリコン塗布機などを納入しました。カーシート・エアバッグでは、主にエアバッグの新規得意先向けの生産が増加しました。以上の結果、売上高は1,291,889千円(前年同期比54.6%増)、セグメント利益は61,991千円(前年同期はセグメント損失82,345千円)となりました。
(その他事業)その他事業につきましては、売上高は22,779千円(前年同期比185.0%増)セグメント利益は8,633千円(前年同期はセグメント損失3,290千円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(資産)当第2四半期連結会計期間末における流動資産は、前連結会計年度末に比べて464,850千円増加し、6,707,497千円となりました。これは主として、現金及び預金が307,435千円減少したことに対して、受取手形、売掛金及び契約資産が520,837千円、原材料及び貯蔵品が239,526千円それぞれ増加したことなどによるものであります。固定資産は、前連結会計年度末に比べて509,517千円増加し、3,010,408千円となりました。これは、連結子会社Matsuya R&D (Vietnam)Co.,Ltd.の新工場が完成し旧工場から移転したことにより、建設仮勘定が1,601,138千円、使用権資産が105,640千円それぞれ減少し、建物及び構築物が1,267,065千円、土地が955,616千円それぞれ増加したことなどによるものであります。この結果、当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べて974,367千円増加し、9,717,906千円となりました。
(負債)当第2四半期連結会計期間末における流動負債は、前連結会計年度末に比べて1,346,956千円減少し、3,073,336千円となりました。これは主として支払手形及び買掛金が178,081千円、1年内返済予定の長期借入金が104,628千円、未払金が163,582千円それぞれ増加したことなどに対して、短期借入金が1,620,000千円、未払法人税等が62,387千円、その他流動負債が124,076千円それぞれ減少したことなどによるものであります。固定負債は、前連結会計年度末に比べて1,434,726千円増加し、1,982,824千円となりました。これは短期借入金から切り替えた長期借入金1,503,730千円の増加が主要因です。この結果、当第2四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べて87,769千円増加し、5,056,160千円となりました。
(純資産)当第2四半期連結会計期間末における純資産は4,661,745千円と、前連結会計年度末に比べて886,598千円増加となりました。これは利益剰余金の配当により26,408千円減少したものの、譲渡制限付株式報酬による新株発行及び新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ5,779千円、為替換算調整勘定が464,335千円増加したこと、並びに親会社株主に帰属する四半期純利益を437,111千円計上したことによるものであります。また、減資により資本金298,772千円をその他資本剰余金に振替えております。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の43.2%から48.0%となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は2,011,473千円と、前連結会計年度末に比べ307,435千円減少となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、獲得した資金は261,647千円(前年同四半期は32,626千円の獲得)となりました。これは主として、売上債権の増加が402,508千円、棚卸資産の増加が168,752千円、法人税等の支払いが187,997千円あったことに対して、税金等調整前四半期純利益が618,888千円、減価償却費が162,062千円、賞与引当金の増加が29,138千円、仕入債務の増加が41,895千円、未払金の増加が145,919千円、未払又は未収消費税等の増減額が24,717千円あったことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、使用した資金は546,139千円(前年同四半期は647,595千円の使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出が531,438千円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、使用した資金は145,601千円(前年同四半期は1,174,216千円の獲得)となりました。これは主として、長期借入れによる収入が1,620,000千円あったことに対して、短期借入金の減少が1,620,000千円、配当金の支払いが26,384千円、リース債務の返済による支出が114,554千円あったことなどによるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、事実上及び財務上の対処すべき新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動当第2四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、24,760千円であります。
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