【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当社グループは当第1四半期連結累計期間(2023年1月1日から2023年3月31日まで)において成長戦略に挙げたテーマに取り組んでまいりました。「情報プラットフォーム」事業については、営業体制の強化も進み、2023年3月末営業人員は36名(前年同期29名)となりました。1月に昨年同様「オートモーティブ ワールド」に出展し、直接対面営業を実施、EVに関心のある多くのお客様へ弊社サービスをアピールしました。3月には無制限契約へのアカウントアップを割引提供するキャンペーンを実施し、期末需要を取り込みました。コンテンツ面においては、電動化の潮流を受けて、世界のEV化の動向をわかりやすく説明するEV販売月報が好評で、テレビ番組や新聞紙面(10数紙)へのデータ引用もあり、売上拡大に相乗的な効果がありました。また、世界各国で開催される展示会を取材し情報を増強したことや、自動車の進化をソフトウェアが担うソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)に関するレポートも時宜を得て提供を開始しました。これらの結果、契約社数は前連結会計年度末から139社増加(前年同期126社増加)し4,799社となりました。分解調査データ販売事業においては、レポートのラインアップが増えたことから、順調に推移し、売上高は、大きく伸びた前年同期とほぼ同水準になりました。コンサルティング事業については、EV関連情報への関心が高く、技術動向調査やコスト分析関連の売上が順調に推移しました。車両・部品調達代行事業においては、当第1四半期連結会計期間における受注は好調に推移したものの、前連結会計年度との比較で期初受注残高が減少した影響により売上高は前年同期比で減少しました。人材紹介事業においては、小型の案件が多く、売上高、利益ともに前年同期に及びませんでした。プロモーション広告事業(LINES)については、売上の過半をリピーターが占める中、展示会での営業活動が奏功し、売上、利益ともに前年同期を上回る結果となりました。LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業については、契約更新企業75%を維持する中、生産台数パワートレインの予測情報の売上が堅調に推移しました。自動車ファンド事業については、各組合員から受け取る管理報酬の内、当社比率に応じた額を売上高として四半期ごとに計上しております。この結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間における業績は売上高1,275百万円(前年同期比6.8%増加)、営業利益は、527百万円(前年同期比19.1%増加)、経常利益は、持分法による投資損失5百万円を計上したこと等から525百万円(前年同期比18.6%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、374百万円(前年同期比20.9%増加)となりました。
各セグメント毎の経営成績は以下の通りであります。なお、当第1四半期連結会計期間より、報告セグメントの区分を一部変更しており、当第1四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいています。
〇 事業セグメント別損益(連結ベース)
前第1四半期連結累計期間(自 2022年1月1日
至 2022年3月31日)(百万円)
当第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日
至 2023年3月31日)(百万円)
増減率(%)
「情報プラットフォーム」事業
売上高
614
730
+18.9
セグメント利益
357
452
+26.6
分解調査データ販売事業
売上高
133
131
△1.1
セグメント利益
63
60
△4.0
コンサルティング事業
売上高
138
161
+16.7
セグメント利益
34
52
+51.9
車両・部品調達代行事業
売上高
181
127
△29.6
セグメント利益
35
26
△26.6
人材紹介事業
売上高
53
45
△13.9
セグメント利益
22
18
△15.8
プロモーション広告事業
売上高
18
19
+7.8
セグメント利益
16
17
+3.8
LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業
売上高
46
48
+6.0
セグメント利益
13
15
+16.6
自動車ファンド事業
売上高
9
9
+0.3
セグメント利益
0
1
+204.8
売上高 計
1,194
1,275
+6.8
セグメント利益 計 ①
543
644
+18.6
部門共通費 ②
△100
△116
-
営業利益 計 ①-②
443
527
+19.1
〇「情報プラットフォーム」事業:売上高730百万円(前年同期比18.9%増加)、セグメント利益(営業利益)452百万円(前年同期比26.6%増加)当第1四半期連結累計期間における「情報プラットフォーム」契約社数は前連結会計年度末から139社増加(前年同期126社増加)の4,799社となりました。販売単価が上昇傾向になる中、2019年入社以降の新卒社員の営業力が整ってきたことから契約純増社数も前年同期を上回り、特にアジア、北米地域において前年同期比30%を超える伸びとなりました。
○「情報プラットフォーム」事業地域別売上高
地域
前第1四半期連結累計期間(自 2022年1月1日
至 2022年3月31日)(百万円)
当第1四半期連結累計期間(自 2023年1月1日
至 2023年3月31日)(百万円)
増減率(%)
日本
287
312
+8.6
中国
104
125
+19.2
アジア
90
122
+34.9
北米
62
84
+35.0
欧州
64
81
+25.5
その他
3
4
+26.6
合計
614
730
+18.9
〇分解調査データ販売事業:売上高131百万円(前年同期比1.1%減少)、セグメント利益(営業利益)60百万円(前年同期比4.0%減少)当第1四半期連結累計期間における分解調査データ販売は、フォードF150(EVピックアップトラック)のレポート販売が好調であったことに加え、旺盛なEV情報への関心から、モーター、インバーター関連の分解データ販売や内製レポートが堅調に推移しました。
〇コンサルティング事業:売上高161百万円(前年同期比16.7%増加)、セグメント利益(営業利益)52百万円(前年同期比51.9%増加)当第1四半期連結累計期間のコンサルティング事業は、大手自動車メーカーからの大型受注があり売上が伸長しました。また、EV化への潮流により、売上の約6割がEV関連部品の技術動向やコスト分析調査等の電子電装関連調査となりました。外注価格の見直しにより営業利益が改善され、前年同期比51.9%の増加となりました。
〇車両・部品調達代行事業:売上高127百万円(前年同期比29.6%減少)、セグメント利益(営業利益)26百万円(前年同期比26.6%減少)当第1四半期連結累計期間における車両・部品調達代行事業は、期初受注残が78百万円と前期と比較して約64百万円減少した影響を受け売上高は前年同期比29.6%減となりました。一方、当第1四半期連結会計期間の受注が前年同期比41.6%増と好調に推移したことから、同四半期連結会計期間末の受注残高は60百万円(前年同期比67.3%増加)となりました。
〇人材紹介事業:売上高45百万円(前年同期比13.9%減少)、セグメント利益(営業利益)18百万円(前年同期比15.8%減少)当第1四半期連結累計期間の人材紹介事業は、成約件数26件(前年同期25件)となりました。前年同期と比較して、成約件数は横ばいでしたが、高額案件が少なかったことから、売上高、営業利益ともに前年同期を下回る結果となりました。
〇プロモーション広告事業(LINES):売上高19百万円(前年同期比7.8%増加)、セグメント利益(営業利益)17百万円(前年同期比3.8%増加)当第1四半期連結累計期間のプロモーション広告事業は、トップページからの資料ダウンロードが増え、展示会での営業も行った結果、1月から3月までの受注高が前年同期比26%アップとなりました。また、継続的な顧客へのフォローアップも奏功し52%の企業がリピーターとして利用し、売上、利益ともに前年同期を上回りました。
〇LMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業:売上高48百万円(前年同期比6.0%増加)、セグメント利益(営業利益)15百万円(前年同期比16.6%増加)当第1四半期連結累計期間のLMC Automotive Ltd.製品(市場予測情報)販売事業は、75%の顧客が契約を継続するなど高い更新率が続き、売上は前年同期を上回る結果となりました。また、セグメント利益は固定費負担の減少から、前年同期を2桁上回る結果となりました。
〇自動車ファンド事業:売上高9百万円(前年同期比0.3%増加)、セグメント利益(営業利益)1百万円(前年同期比204.8%増加)当第1四半期連結累計期間の自動車ファンド事業は、2月に第二号投資案件で、海外投資第一号案件として投資額1百万USドルを実行いたしました。弊社の多様なビジネスの機能(コンサルティング、人材紹介、ウェブマーケティング)を活用し、ハンズオンによる成長支援を行ってまいります。管理費用の見直しから営業利益(前年同期営業利益0百万円)を計上しました。
(2) 財政状態の分析 ① 資 産当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前連結会計年度末と比較し、164百万円増加の6,261百万円となりました。この主な要因は、売掛金の111百万円増加及び土地の18百万円増加等があった一方で、配当金及び法人税並びに消費税の支払い等による現金及び預金の224百万円減少、前渡金の8百万円減少、及び商品の1百万円減少等があったことによります。
② 負 債当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、前連結会計年度末と比較し、154百万円増加の1,814百万円となりました。この主な要因は、法人税の支払いによる未払法人税等の112百万円減少、及び未払費用の3百万円減少等があった一方で、買掛金が85百万円、前受金が91百万円及び賞与引当金が40百万円それぞれ増加したこと等によります。
③ 純資産当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較し、9百万円増加の4,447百万円となりました。この主な要因は、その他有価証券評価差額金の12百万円増加、親会社株主に帰属する四半期純利益374百万円の計上、及び配当金383百万円の支払いによる利益剰余金の8百万円減少、並びに為替換算調整勘定の5百万円増加があったことによります。
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