【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績の状況 当第1四半期連結累計期間における当社グループの関連業界におきましては、商業施設などの人流はコロナ禍から緩やかに回復しているものの、少子化や消費者ニーズの多様化、エンタテインメントのデジタル化が進み、先行きが不透明な状況で推移しております。 このような状況の中、当社グループの経営成績につきましては、玩具事業やビデオゲーム事業が好調に推移したことにより、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回りました。 以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は822億9千9百万円(前年同期比33.4%増)、営業利益は21億8千万円(同89.9%増)、経常利益は23億3千8百万円(同76.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は14億5千9百万円(同76.9%増)となりました。 なお、2023年6月20日付で当社は持分法適用関連会社であった株式会社ブロッコリーの株式を公開買付けにより追加取得し、同社は当社の子会社となりましたが、2023年8月31日をみなし取得日としているため、当第1四半期連結累計期間においては連結の範囲に含めておりません。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①玩具事業
玩具事業につきましては、BANDAI SPIRITSの「一番くじ」をはじめとしたくじ商品や「ポケモンカードゲーム」などのトレーディングカードが引き続き好調に推移したほか、「ガンダムシリーズ」のプラモデルなど、ホビー商品の販売が拡大し、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回りました。 この結果、売上高は341億6千9百万円(前年同期比34.4%増)、セグメント利益は13億9千8百万円(同113.5%増)となりました。
②映像音楽事業
映像音楽事業につきましては、King & Princeのベストアルバム「Mr.5」やSnow Manのアルバム「i DO ME」などが牽引し、音楽パッケージの新譜の販売が好調に推移したことや、当社出資映像作品の配信プラットフォームへの販売が伸長したことにより、売上高は前年同期を上回りました。利益面につきましても、適正在庫の維持に努めたことによる在庫評価損失の減少により、前年同期を大幅に上回りました。 この結果、売上高は177億1千万円(前年同期比7.3%増)、セグメント利益は2億8千万円(同170.7%増)となりました。
③ビデオゲーム事業
ビデオゲーム事業につきましては、「Nintendo Switch」や「PlayStation5」のハードの売上が好調に推移していることに加え、「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」や「ファイナルファンタジーXVI」などのヒット商品があったことにより、売上高、利益面ともに前年同期を大幅に上回りました。 この結果、売上高は211億8千1百万円(前年同期比64.7%増)、セグメント利益は4億3千5百万円(同172.4%増)となりました。
④アミューズメント事業
アミューズメント事業につきましては、当社運営のカプセル玩具ショップ「ガシャココ」の出店拡大に加え、カプセル玩具市場が引き続き好調に推移していることにより、売上高は前年同期を大幅に上回りました。利益面につきましては、新規ロケーションの開拓や自社ショップの出店に係る初期費用の発生により、前年同期を下回りました。なお、「ガシャココ」は2023年6月末日時点で86店舗を出店しております。 この結果、売上高は92億3千8百万円(前年同期比33.9%増) 、セグメント利益は3億8千9百万円(同27.1%減)となりました。
(2) 財政状態の状況当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ74億9千8百万円増加し、1,017億7千4百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の増加74億7千3百万円によるものであります。負債につきましては、前連結会計年度末に比べ63億3百万円増加し、553億6千5百万円となりました。これは主に、支払手形及び買掛金の増加81億8百万円によるものであります。純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ11億9千5百万円増加し、464億8百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益計上による利益剰余金の増加14億5千9百万円、剰余金の配当による利益剰余金の減少9億1千万円及びその他有価証券評価差額金の増加6億2千6百万円によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3百万円であります。
