【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における経済環境は、新型コロナウイルス感染症の断続的な感染拡大、電子部品の需給逼迫、ウクライナ情勢の悪化等による素材やエネルギー価格の高騰により、先行きが不透明な状況が続いております。
このような経済状況の中、当社グループの市場では、中国での新型コロナウイルスの感染拡大による下押しや、依然継続している半導体を中心とした電子部品の供給問題の影響により、xEV用コンデンサは前年同期比で若干の減収となりました。一方、産業/電力・環境省エネの市場では、脱炭素への社会的な要請を背景にインフラ設備向けの需要が高まり、増収となりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の連結売上高は、前年同期比12.2%増加の19,492百万円となり、第3四半期連結累計期間としては過去最高を更新しました。
しかしながら損益につきましては、素材高騰の影響が継続していることに加え、電力料金の高騰が重なる一方、製品への価格転嫁が後追いにならざるを得ないことから、営業利益は501百万円(前年同期比30.7%の減少)となりました。これに伴い、経常利益は675百万円(前年同期比29.8%の減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は384百万円(前年同期比43.7%の減少)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
①コンデンサ・モジュール
xEV用コンデンサは客先の生産調整による影響により、若干の減収となりました。一方で、産業機器用コンデンサはパワエレ市場を中心に伸長した結果、売上高は前年同期比11.3%増加の14,510百万円となりました。
②電力機器システム
瞬低補償装置を中心に、環境省エネ市場の売上が伸長いたしました。結果、売上高は前年同期比14.9%増加の4,982百万円となりました。
財政状態の分析は次のとおりであります。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は35,807百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,663百万円の増加となりました。増減の主なものは、現金及び預金の増加2,198百万円、受取手形及び売掛金の増加737百万円、電子記録債権の増加543百万円等であります。
負債は10,554百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,374百万円の増加となりました。増減の主なものは、買掛金の増加503百万円、長期借入金の増加2,900百万円等であります。
純資産は25,253百万円となり、自己資本比率は69.4%と7.1ポイント減少いたしました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、500百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
