【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績等の状況の概要
財政状態及び経営成績の状況a.経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による厳しい状況が緩和される中で、個人消費や企業の生産活動は持ち直しの動きがみられたものの、ロシア・ウクライナ情勢長期化による資源価格の高騰、円安の進行など、依然として先行き不透明な状況となっております。このような経済状況にあって、政府の「働き方改革」と「健康経営」の施策のもと、在宅勤務やオンラインミーティングの活用、クラウドサービスの活用、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進など、ITの重要性や業務のIT化の流れはますます拡大している状況であります。以上のような状況の中、当社グループは従来の主力製品である「勤次郎 Enterprise」の次世代製品となる「Universal 勤次郎」を前年12月末にリリース致しました。受注におきましては順調な滑り出しとなっておりますが、本格的に売上に寄与するのは、第4四半期からと見込んでおります。そのため、当第3四半期連結累計期間においては、「勤次郎 Enterprise」のさらなる拡販に努めるとともに、「働き方改革」と「健康経営」に寄与する勤次郎 Enterprise「ヘルス×ライフ」を引き続き販売することで、「HRM&HL プラットフォーム」を発展させてまいりました。クラウド事業の販売は、市場ニーズが一段と高まっていることから、リカーリングレベニューであるクラウドライセンス売上は1,237,617千円(前年同期比14.2%増)を計上しており、引き続き安定した収益確保に貢献した結果、事業全体としては1,580,016千円(前年同期比5.1%増)となりました。また、オンプレミス事業の販売については、クラウド契約に変更となった契約があったこと等により、事業全体としては949,360千円(前年同期比1.6%減)となりました。リカーリングレベニューであるプレミアムサポート売上についても、引き続き安定した収益確保に貢献しておりますが、431,125千円(前年同期比2.7%減)となりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高は2,530,110千円(前年同期比2.2%増)、営業利益は295,166千円、(前年同期比47.6%増)、経常利益は290,854千円(前年同期比49.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は197,564千円(前年同期比52.6%増)となりました。セグメント別、事業区分別の売上高は、下表のとおりです。
セグメントの名称
事業区分
金額(千円)
前年同期比(%)
HRM事業
クラウド事業
1,580,016
105.1
オンプレミス事業
949,360
98.4
その他
―
733
9.1
合計
2,530,110
102.2
また、リカーリングレベニューの内訳及びHRM事業の総販売実績に対するリカーリングレベニューの割合は、下表のとおりです。
売上区分
金額(千円)
割合(%)
リカーリングレベニュー
クラウドライセンス売上
1,237,617
48.9
プレミアムサポート売上
431,125
17.0
その他売上
15,691
0.6
合計
1,684,434
66.6
なお、当社グループはHRM事業を主要な事業としており、他の事業セグメントの重要性が乏しいため、セグメント別の経営成績の記載を省略しております。
b.財政状態の状況(資産)当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ58,384千円増加し、9,836,849千円となりました。そのうち、流動資産は前連結会計年度末に比べ97,238千円減少し、8,275,282千円となりました。これは主に、現金及び預金104,466千円の減少があったこと等によるものであります。また、固定資産は前連結会計年度末に比べ155,622千円増加し、1,561,566千円となりました。これは主に、ソフトウエア仮勘定111,575千円の増加、ソフトウエア108,645千円の増加があった半面、有形固定資産52,216千円の減少があったこと等によるものであります。
(負債)当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ12,947千円増加し、937,185千円となりました。そのうち、流動負債は前連結会計年度末に比べ16,449千円増加し、708,703千円となりました。これは主に賞与引当金70,391千円の増加、未払法人税等41,506千円の増加があった反面、短期借入金40,000千円の減少、その他45,425千円の減少があったこと等によるものであります。また、固定負債は前連結会計年度末に比べ3,501千円減少し、228,482千円となりました。これは主に、退職給付に係る負債12,588千円の増加があった反面、長期借入金14,697千円の減少があったこと等によるものであります。
(純資産)当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ45,437千円増加し、8,899,663千円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益197,564千円の計上による利益剰余金の増加、自己株式16,321千円の処分があった反面、配当による利益剰余金の取崩し168,342千円があったこと等によるものであります。
(2)経営方針・経営戦略等当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は34,934千円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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