【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績及び財政状態の状況文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものです。(経営成績の状況)当第2四半期連結累計期間(2023年4月1日から2023年9月30日)における国内及び世界経済は、ウクライナ情勢の長期化による原材料やエネルギーの価格高騰に加え、世界的な金融引き締めに伴う影響や中国経済の低迷等、海外景気の下振れリスクにより、先行き不透明な状況で推移いたしました。このような状況のもと、当社グループは当第2四半期連結累計期間にリズム翔栄株式会社が連結子会社になったことにより、精密部品事業における業績に貢献していることに加え、車載関連の受注が新規の案件を含め、安定してきておりますが、中国景気減速による投資抑制の影響により工作機械関連の受注が低調であることや利益面につきましては、原材料の価格高騰、円安による仕入価格の上昇が業績に影響をあたえました。以上のことから、当第2四半期連結累計期間の売上は145億38百万円(前期比12.4%減)、営業利益は1億66百万円(前期比61.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純損失はリズム翔栄株式会社の取得に伴う負ののれん発生益を計上したものの、システム開発計画の変更に伴うソフトウェア資産(建設仮勘定)や当社の連結子会社であるRHYTHM INDUSTRIAL(DONG GUAN)LTD.の生活用品事業における事業環境悪化に伴うリース資産の減損損失を計上したことにより83百万円(前年同期は6億円の利益)となりました。
以上から業績は次の通りとなりました。
(単位:百万円)
2023年3月期第2四半期連結累計期間
2024年3月期第2四半期連結累計期間
増減額
増減率
売 上
高
精密部品事業
12,822
11,167
△1,654
△12.9%
生活用品事業
3,536
3,165
△370
△10.5%
その他
240
204
△35
△14.7%
計
16,599
14,538
△2,060
△12.4%
営業利益又は営業損失(△)
精密部品事業
942
793
△148
△15.8%
生活用品事業
△188
△459
△270
-
その他
39
30
△8
△21.6%
調整額
△359
△197
161
-
計
433
166
△266
△61.6%
経常利益
729
439
△289
△39.7%
親会社株主に帰属する四半期純利益又は親会社株主に帰属する四半期純損失(△)
600
△83
△684
-
これらをセグメント別に見てみますと次のとおりです。
①精密部品事業国内では、自動車向け半導体入手難が解消傾向にあり、新規立上げ案件も含め、受注増加傾向が継続しております。一方、工作機械関連は中国景気減速による投資抑制から受注減少が継続、空調を含めた家電製品関連も在庫過多な状況が継続しており、受注回復が遅れているため、9月よりリズム翔栄株式会社の業績が付加されているものの、国内では減収減益となりました。海外では、中国を中心とする電気自動車の急速な普及により日系自動車会社が苦戦を強いられていることや物価高騰により製品全般にわたり売上減少傾向が見られます。また、空調向けにつきましても国内同様に在庫過多の状況が継続しており、海外では減収減益となりました。これらの結果、精密部品事業全体では減収減益となりました。
②生活用品事業国内では、オンライン販売が好調を維持しました。また、新たな事業の柱と位置付ける快適品においては、特にハンディファンの販売が好調で計画を大きく上回りました。しかしながら、主に百貨店・家電量販店・ホームセンターでのクロック店頭販売の減少をカバーするにはいたらず、減収となりました。利益面につきましても、為替市場における円安の影響を受け減益、営業損失となりました。海外では、香港で新たに販売を始めた快適品は好調に推移し売上に貢献しました。しかしながら、クロックの販売においては、中国や北米経済の影響を受け、受注は低調となり減収となりました。利益面では、中国拠点の採算改善に努めましたが、半導体、原材料の高騰を吸収するにはいたらず、減益・営業損失となりました。これらの結果、生活用品事業全体では減収減益、営業損失となりました。
③その他その他事業では、物流関係は堅調に推移しましたが、アルコール検知器等の販売が一服となり、全体では減収減益となりました。
(財政状態の状況)
(資産)総資産は439億56百万円となり、前連結会計年度末397億38百万円に比べて42億17百万円増加しました。流動資産は、棚卸資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ27億16百万円増加しました。固定資産は、有形固定資産の取得等により、前連結会計年度末に比べ15億1百万円増加しました。(負債)負債合計は137億76百万円となり、前連結会計年度末108億65百万円に比べ29億11百万円増加しました。流動負債は、支払手形及び買掛金等の増加により前連結会計年度末に比べ10億29百万円増加しました。固定負債は、社債や長期借入金の増加等により、前連結会計年度末に比べ18億81百万円増加しました。(純資産)純資産合計は、301億79百万円となりました。為替換算調整勘定の増加等により前連結会計年度末288億73百万円に比べ13億6百万円増加しました。
(2)キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ12億65百万円の資金が増加し、111億64百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、非資金項目である減価償却費や減損損失を計上したことや仕入債務の増加(資金の増加)等により10億29百万円の資金の増加(前年同期に比べ9億74百万円の資金の増加)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動によるキャッシュ・フローは、事業譲受による支出が7億3百万円、有形固定資産の取得による支出が5億65百万円、無形固定資産の取得による支出が1億62百万円であったこと等により14億31百万円の資金の減少(前年同期に比べ9億22百万円の資金の減少
)となりました。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金による収入が10億円、社債の発行による収入が10億円、長期借入金の返済による支出が4億50百万円、配当金の支払額が4億円あったこと等により、10億21百万円の資金の増加(前年同期に比べ8億95百万円の資金の増加)となりました。 (3) 研究開発活動 当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は66百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
