【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況当第1四半期連結累計期間(自 2022年7月1日 至 2022年9月30日、以下「当四半期」という。)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大から感染者数が落ち着きをみせ緩やかな景気回復傾向となったものの、長引くウクライナ情勢を背景とした資源価格の上昇に加え、米国を始めとした世界的な金融引き締めによる急激な為替変動や金融市場の混乱により、先行き不透明な状況が続いております。当社グループの事業を取り巻く環境は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進により、国、地方公共団体及び民間ではシステム更新や新サービス創出のための基盤構築などの取り組みが進められております。政府の方針としてもマイナンバーの普及などの行政のデジタル化推進や、サイバーセキュリティ戦略、教育、医療、防災等のDXが重点方針として掲げられており、IT分野の拡大が期待できます。一方で慢性的なIT人財の不足が続いており、IT人財の確保と育成が重要課題となっております。当期からの中期経営計画Ⅲ(2022年7月~2025年6月)の開始に当たり制定いたしました「社是」である”挑戦する心”のもと、「進化」をテーマとし、Business(事業)、 Members(人財)、 Value(付加価値)3つの分野で Good に挑戦し、外部環境に左右されない成長企業への進化を目指します。成長領域の軸をセキュリティからクラウドに拡大し、お客様のニーズに対応する最適なICTサービスを提供してまいります。当四半期の売上高は1,252百万円(前四半期は売上高919百万円、前四半期比36.2%増)、営業利益は107百万円(前四半期は営業損失15百万円)、経常利益114百万円(前四半期は経常損失16百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は68百万円(前四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失28百万円)となりました。当四半期より前期末に連結子会社となった株式会社フィールドワンの損益が連結業績に加わっております。なお、株式会社フィールドワンの決算日は3月末日であるため、当四半期は株式会社フィールドワンの第1四半期(自 2022年4月1日 至 2022年6月30日)の財務諸表を使用し、決算日が異なることから生じる差異については必要な調整を行っております。
セグメントごとの経営成績は次のとおりです。なお、当期より報告セグメントを「ITソリューション」、「ITインフラ」及び「ITサービス」の3区分に変更しております。変更の内容は以下の表のとおりです。
当期からの区分
主な事業内容
前期までの区分
ITソリューション
SI・ソフトウェア開発、消防防災ソリューション、GISソリューション
ITソリューション
ITインフラ
IT基盤・ネットワーク構築クラウド関連サービス
ITサービス
第三者保守サービス、病院情報システム維持管理サーベイ・アンケート、ビジネスプロセス アウトソーシング(BPO)
ITサービス
(注) 1.前第1四半期連結累計期間(自 2021年7月1日 至 2021年9月30日)は「前四半期」と記載しています。以下同じ。 2.以下の各セグメントの文中における前四半期の実績値は、変更後のセグメント区分により組み替えた後の数値となっており、記載箇所には※を付しております。
(ITソリューション)当四半期では、官公庁のシステム開発に関する入札案件を納品したことや、民間企業からの開発案件など、SI・ソフトウェア開発が好調でした。また、継続してお取引頂いている一部のお客様の業務について、契約内容の変更により業務効率が上がりました。当四半期の売上高は673百万円(※前四半期は売上高560百万円、前四半期比20.0%増)、営業利益は57百万円(※前四半期は営業損失28百万円)となりました。
(ITインフラ)当四半期では、官公庁のクラウドを活用したネットワーク構築案件の納品があり、また、構築、運用案件を中心とした受注も堅調に推移しました。当四半期の売上高は211百万円(※前四半期は売上高167百万円、前四半期比26.6%増)、営業利益は39百万円(※前四半期は営業利益14百万円、前四半期比170.5%増)となりました。当社の製品群である、標的型攻撃メール訓練ソリューション製品「SYMPROBUS Targeted Mail Training」及び「SYMPROBUS CoTra Enterprise」については販売パートナーの自社媒体で紹介して頂いており、前期の2022年6月にリリースした添付ファイル分離メールゲートウェイソリューション「SYMPROBUS File Atcala」(ファイル アトカラ)も合わせ、直接受注のほか販売パートナー経由による販売活動に注力しております。
(ITサービス)当四半期より、前期末に連結子会社となった第三者保守サービスを提供する株式会社フィールドワンの業績が加わっております。第三者保守サービスではWEBでの広報に注力し、販売・修理では納品時期の変更があったものの、保守・レンタルを中心に業績は順調に推移しました。病院情報システム維持管理の業績も概ね計画どおりの進捗となりました。サーベイ・アンケート、BPOではWEBでの広報活動のほかオンライン展示会への出展も行いPR活動に注力した結果、売上高・営業利益とも前四半期を上回り業績は回復基調となっております。ITサービスの当四半期の売上高は367百万円(※前四半期は売上高196百万円、前四半期比87.2%増)、営業利益は23百万円(※前四半期は営業利益8百万円、前四半期比159.5%増)となりました。
財政状態の状況は次のとおりです。Ⅰ.資産当四半期末の総資産は前連結会計年度末から318百万円減少し4,274百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少455百万円の一方、仕掛品の増加89百万円、商品の増加41百万円があったことによるものです。Ⅱ.負債当四半期末の負債は前連結会計年度末から243百万円減少し1,553百万円となりました。これは主に、預り金の増加15百万円、賞与引当金の増加96百万円の一方、未払費用の減少251百万円、未払法人税等の減少90百万円があったことによるものです。Ⅲ.純資産当四半期末の純資産は前連結会計年度末から75百万円減少し2,721百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益68百万円、配当金の支払い127百万円の計上によるものです。
(2)事業上及び財務上の対処すべき課題当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は0.4百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(4)従業員数当第1四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の従業員数の著しい増減はありません。
(5)生産、受注及び販売の実績当社グループの販売実績は、上記「(1)財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。ITサービス事業では、当第1四半期連結累計期間において、株式会社フィールドワンの損益が連結業績に加わったこと等により、生産実績は62.1%、受注高は220.5%、受注残高は51.7%前第1四半期連結累計期間より増加しております。
(6)主要な設備当第1四半期連結累計期間において、連結会社又は提出会社の主要な設備の著しい変動及び主要な設備の前連結会計年度末における計画の著しい変更はありません。
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