【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び当社の関係会社)が判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金、売掛金及びソフトウエア仮勘定が増加したことなどから、12,240,028千円となりました(前連結会計年度末比2,586,557千円増加)。
総負債は、主に未払法人税等、借入金が増加したことにより6,710,408千円となりました(前連結会計年度末比1,631,012千円増加)。
純資産は、主に親会社株主に帰属する四半期純利益1,056,684千円を計上したことにより、5,529,619千円となりました(前連結会計年度末比955,544千円増加)。
この結果、自己資本比率は44.8%(前連結会計年度末は46.9%)となりました。
②経営成績
当社グループは、「with entertainment」を存在意義として掲げており、人々の期待を超えるサービスを生み続けていくことを目指しております。また、今までになかった価値を創造し、ユーザーを魅了する体験を届けていくことに努めております。中期的には、IPを軸に、多様なデジタル・エンターテインメント・コンテンツをグローバルに提供する総合エンターテインメント企業となっていくことを掲げており、持続的成長及び企業価値向上を目指しております。
主力のゲーム事業においては、ゲームの開発・運営が主要事業となっており、他社IPゲーム及びゲームプラットフォーム並びにオリジナルゲームの開発・運営を行っております。また、メディア事業においては、次世代の主力事業創出を目的とした事業開発を行っており、当社の有するインターネットサービスの知見を活かした新規サービスを試験的に立ち上げ、事業化に向けた試行を重ねております。
当第2四半期連結累計期間においては、売上高5,800,434千円(前年同期比11.9%増)、営業利益1,607,859千円(前年同期比66.2%増)、経常利益1,547,617千円(前年同期比64.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,056,684千円(前年同期比72.6%増)となり、各利益は、過去最高となりました。
当第2四半期連結累計期間における各セグメントの業績は以下の通りです。
ゲーム事業
ゲーム事業においては、8周年を迎えた当社主力タイトルの1本であるIPゲームタイトルがIPの盛り上がりに牽引されグローバルで好調に推移し、収益に貢献いたしました。
売上高につきましては、当社主力IPタイトルがグローバルで好調に推移したことに加え、昨年度に新規タイトルをリリースしたこと等により、前年同期比で増加いたしました。
利益につきましては、主力タイトルの増収影響に加え、一部の不採算タイトルをクローズしたこと等により、前年同期比で増加いたしました。
以上の結果、セグメント売上高は5,670,326千円(前年同期比10.8%増)、セグメント利益は1,809,758千円(前年同期比62.9%増)となりました。主力事業である当セグメントにおいては、引き続き運用中タイトルの安定的な収益の維持に努めるほか、開発中の複数の新規タイトルのヒットによる売上、利益の増大を目指して参ります。
メディア事業
メディア事業においては、Twitterを活用したファンコミュニティ促進サービス『Rooot』が順調に事業規模を拡大し、収益に貢献いたしました。また、IPの開発・獲得、育成、収益化チャンネルの多様化に注力するため、出版・映像事業というゲーム以外のエンターテインメント領域での新規事業に注力しております。また、Web3領域における新たな事業開発にも注力しております。
売上高につきましては、『Rooot』が順調にサービスを拡大しており、前年同期比で増加いたしました。
利益につきましては、業績拡大への大きなチャンスと捉え積極的に新規事業領域への投資を行っており費用先行が継続しているため、損失額は前年同期比で増加いたしました。
以上の結果、セグメント売上高は130,107千円(前年同期比98.7%増)、セグメント損失は201,898千円(前年同期はセグメント損失143,599千円)となりました。当セグメントにおいては、中長期的な事業成長を目指し、積極的な投資を促進して参ります。
今後につきましては、主力のゲーム事業において一層の採算性向上に取り組むほか、新規タイトルのリリースによる売上成長を目指してまいります。また、ゲーム以外のエンターテインメント領域での事業開発に注力し、IPを軸とした総合エンターテインメント企業へ成長してまいります。さらには、既存事業とWeb3領域を融合させることで、成長戦略を推進してまいります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,441,034千円増加し、6,174,019千円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況と要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1,167,443千円の収入となりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益の計上額1,547,617千円、減価償却費の計上額177,073千円、主な減少要因は、売上債権の増加額584,962千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは919,562千円の支出となりました。主な要因は無形固定資産の取得による支出916,245千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは1,193,153千円の収入となりました。主な増加要因は長期借入による収入2,449,400千円、主な減少要因は長期借入金の返済による支出1,103,000千円、配当金の支払額144,407千円であります。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の 分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、123,933千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した経営成績に重要な影響を与えるリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
(8)資本の財源及び資金の流動性について
当社グループは現在、運転資金および設備投資資金につきましては、内部資金または借入により資金調達することとしております。なお、当第2四半期連結会計期間末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は4,369,447千円となっております。また、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は6,174,019千円となっております。
#C3793JP #ドリコム #情報通信業セクター
