【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における世界経済は、資源価格の高騰や、安定的なエネルギー源の確保への懸念があるなか、欧米では工業生産を中心に底堅い動きが見られ、中国ではロックダウン解除後に緩やかな景気回復の兆しがみられました。日本経済は、好調な企業収益を背景とした設備投資の活発化により、製造業を中心に回復基調が続きました。そのような中で、当社グループの主要な販売市場である通信装置、ロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が引き続き堅調に推移しました。その結果、当第2四半期連結累計期間における連結売上収益は58,836百万円(前年同期比18.1%増)となり、連結営業利益は6,648百万円(前年同期比24.8%増)、連結税引前四半期利益は8,203百万円(前年同期比48.9%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は6,253百万円(前年同期比53.6%増)となりました。受注高は75,133百万円(前年同期比7.3%増)、受注残高は91,028百万円(前年同期比98.1%増)となりました。
セグメントの業績は次のとおりです。
①日本日本には、当社および連結子会社の山洋工業株式会社、山洋電気テクノサービス株式会社、山洋電気ITソリューション株式会社があります。セグメント売上収益は56,074百万円(前年同期比12.8%増)となり、セグメント利益は3,146百万円(前年同期比17.0%増)となりました。 ②北米北米には、連結子会社のSANYO DENKI AMERICA,INC.があります。セグメント売上収益は12,559百万円(前年同期比73.0%増)となり、セグメント利益は1,261百万円(前年同期比92.0%増)となりました。③ヨーロッパヨーロッパには、連結子会社のSANYO DENKI EUROPE S.A.およびSANYO DENKI GERMANY GmbHがあります。セグメント売上収益は3,674百万円(前年同期比35.5%増)となり、セグメント利益は170百万円(前年同期比6.7%減)となりました。④東アジア東アジアには、連結子会社の山洋電气(上海)貿易有限公司、山洋電氣(香港)有限公司、台灣山洋電氣股份有限公司、SANYO DENKI KOREA CO.,LTD.、上海山洋電气技術有限公司、山洋電气貿易(深圳)有限公司、中山市山洋電气有限公司、山洋電气精密機器維修(深圳)有限公司および山洋電气(天津)貿易有限公司があります。セグメント売上収益は9,355百万円(前年同期比4.0%減)となり、セグメント利益は883百万円(前年同期比2.0%減)となりました。⑤東南アジア東南アジアには、連結子会社のSANYO DENKI PHILIPPINES,INC.、SANYO DENKI SINGAPORE PTE.LTD.、SANYO DENKI INDIA PRIVATE LIMITEDおよびSANYO DENKI (THAILAND) CO.,LTD.があります。セグメント売上収益は22,026百万円(前年同期比30.2%増)となり、セグメント利益は1,514百万円(前年同期比57.8%増)となりました。
また、事業部門別の営業概況は次のとおりです。①クーリングシステム事業クーリングシステム製品「San Ace」は、通信装置、制御機器、半導体製造装置向けの需要が堅調でした。また、蓄電池、EV用充電器向けの需要も増加しました。その結果、売上収益は20,785百万円(前年同期比38.6%増)、受注高28,245百万円(前年同期比14.0%増)、受注残高39,466百万円(前年同期比143.5%増)となりました。
②パワーシステム事業パワーシステム製品「SANUPS」は、半導体業界からの需要が堅調でした。一方、社会インフラ向けの需要は低調でした。その結果、売上収益は3,115百万円(前年同期比0.2%減)、受注高4,007百万円(前年同期比5.5%減)、受注残高3,894百万円(前年同期比31.8%増)となりました。③サーボシステム事業サーボシステム製品「SANMOTION」は、半導体製造装置、ウェハ搬送ロボット向けの需要が引き続き好調でした。また、電子部品実装機、射出成形機、工作機、ロボット向けの需要は、中国市場の一部で景気減退の影響が見られたものの、全体としては堅調に推移しました。その結果、売上収益は31,744百万円(前年同期比9.9%増)、受注高39,674百万円(前年同期比5.3%増)、受注残高45,563百万円(前年同期比84.4%増)となりました。
④電気機器販売事業半導体業界、医療機器向けの堅調な需要に支えられ、産業用電気機器、制御機器、および電気材料の販売は増加しました。一方、太陽光発電および鉄道事業向けの需要は低調でした。その結果、売上収益は2,577百万円(前年同期比18.8%増)、受注高2,509百万円(前年同期比0.7%減)、受注残高1,548百万円(前年同期比14.5%増)となりました。
⑤電気工事事業主要顧客である鉄鋼業界からの需要は堅調に推移しました。一方、電気工事の需要は従来の水準に回復するまでには至らず、低調でした。その結果、売上収益は613百万円(前年同期比1.4%減)、受注高696百万円(前年同期比11.0%減)、受注残高554百万円(前年同期比21.5%減)となりました。
(2)
財政状態の分析当第2四半期連結会計期間末における財政状態は、前連結会計年度末と比較して、資産合計は12,960百万円の増加、負債合計は4,658百万円の増加、資本合計は8,301百万円の増加となりました。資産の主な変動要因は、棚卸資産の増加6,059百万円、営業債権及びその他の債権の増加4,912百万円、現金及び現金同等物の増加2,492百万円によるものです。負債の主な変動要因は、営業債務及びその他の債務の増加4,369百万円、借入金(流動負債)の増加954百万円、その他の非流動負債の増加821百万円によるものです。資本の主な変動要因は、利益剰余金の増加5,051百万円、その他の資本の構成要素の増加3,237百万円によるものです。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、21,270百万円となり、前連結会計年度末より2,492百万円増加いたしました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当第2四半期連結累計期間の営業活動による資金の増加は、4,195百万円(前年同期間は5,283百万円の増加)となりました。これは主に、税引前四半期利益8,203百万円、棚卸資産の増加3,728百万円、営業債権及びその他の債権の増加3,179百万円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の投資活動による資金の減少は、1,670百万円(前年同期間は2,756百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,260百万円、無形資産の取得による支出371百万円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間の財務活動による資金の減少は、1,371百万円(前年同期間は1,704百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1,041百万円、配当金の支払額724百万円によるものです。
(4) 研究開発活動無形資産に計上された開発費を含む当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、1,708百万円です。
