【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う経済活動の正常化が進む中で、個人消費や設備投資の回復など、緩やかに改善してまいりましたが、海外景気の減速に伴う輸出の停滞や物価上昇による需要の減少、コストの増加などによる悪影響が懸念され、経済全体での先行きは引き続き不安定かつ不透明な状況が続いております。
この経営環境下、当社は中期経営計画において、「変革への挑戦」を掲げ、「DX(デジタルトランスフォーメー ション)をはじめとした新たな市場の開拓」「既存事業の周辺市場への展開」「リカーリングビジネスの推進」「優秀な人材の採用・育成」の4つの基本方針を推進することで、データ・インテグレーション(データ連携)の領域においてリーダーとなり、企業のDXに大きな貢献を果たすことを目標としております。
中期経営計画の最終年度となる当会計年度は、持続的な成長の実現に向け、新しいサービス・価値を提供し続けるため、「新規ビジネス:DX実現への挑戦」「既存ビジネス:収益の最大化」「人材の獲得と育成」「企業力強化の取り組み」の4つの重点施策を掲げ推進しております。
当第2四半期累計期間は、エンタープライズ・データ連携基盤ACMS Apexの最新版発売など、セキュリティ強化と稼働環境の拡充を中心とした製品のバージョンアップやセミナーの開催など、製品の拡販への取り組みを進めてまいりました。また更なる認知獲得や製品・サービス理解の促進のため、EDIシステム連携基盤サービス「スマクラ2.0」に、エンタープライズ・データ連携基盤ACMS Apexを採用したSCSK株式会社の事例、株式会社YE DIGITAL KyushuによるWeb-EDIシステム基盤ACMS WebFramerとWebアプリケーション構築支援ツールの採用事例をはじめとした事例の公開等も積極的に行ってまいりました。新規ビジネス創出を担うNP開発室においては、引き続きプロダクト開発、サービスリリースに向けた準備などを行ってまいりました。
加えて、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に向けた、サステナビリティ基本方針に基づいた8つの重要課題(マテリアリティ)に対し、指標・数値目標や行動計画の策定に取り組んでおります。
これらの結果、当第2四半期累計期間の経営成績は、売上高1,593百万円、営業利益531百万円、経常利益541百万円、四半期純利益427百万円となりました。
なお、リカーリング売上は、継続実施しておりますサブスクリプション販売強化が順調に推移しており、2023年9月単月のサブスクリプション売上高は、2021年3月単月の売上高のおよそ3.7倍まで伸長いたしました。パッケージ売上は、大型案件をパッケージ(売り切り)にて受注したこと、想定を上回るバージョンアップ案件を複数受注し、今期一過性の特需が発生いたしました。
当社は、ソフトウェア関連事業の単一セグメントであり、売上区分別の状況は、次のとおりであります。
① リカーリング ※1
売上高総額は、1,026百万円となりました。
これは、サブスクリプション売上が堅調に推移したことが主な要因であります。
② パッケージ ※2
売上高総額は、554百万円となりました。
これは、大型案件をパッケージ(売り切り)にて受注したこと、想定を上回るバージョンアップ案件を複数受注し、今期一過性の特需が発生したことが主な要因であります。
③ サービスその他
売上高総額は、12百万円となりました。
これは、ソフトウェア製品販売に付随するサービスの提供が増加したことが主な要因であります。
※1 リカーリング売上とは継続的なサービス提供から得られる収益のこと。パッケージのメンテナンス売上とサブスクリプション売上などを含んでおります。
※2 パッケージ売上とは売り切りの収益のこと。
当社は、2023年4月1日付で、当社の完全子会社であった株式会社鹿児島データ・アプリケーションを吸収合併したことに伴い、第1四半期会計期間より非連結決算へ移行いたしました。これにより、第1四半期会計期間より四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期との比較分析は行っておりません。しかしながら、吸収合併した株式会社鹿児島データ・アプリケーションの売上高はその全てが当社との取引であったことから、参考情報として、次のとおり前年同四半期の連結業績との比較分析を行っております。
(財政状態の状況)
当第2四半期会計期間末の財政状態の分析は、以下のとおりであります。
(資産)
当第2四半期会計期間末の資産の残高は、前事業年度末に比べ741百万円増加して5,964百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加556百万円、売掛金の増加117百万円、有形固定資産の減少77百万円、投資有価証券の増加149百万円によるものです。
(負債)
負債につきましては、前事業年度末に比べ327百万円増加して1,565百万円となりました。これは主に、前受金の増加265百万円、未払法人税等の増加131百万円、賞与引当金及び役員賞与引当金の増加46百万円、その他流動負債の減少123百万円によるものです。
(純資産)
純資産につきましては、前事業年度末に比べ414百万円増加して4,399百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加287百万円、その他有価証券評価差額金の増加103百万円によるものです。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、4,138百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は622百万円となりました。これは主に、税引前四半期純利益597百万円、売上債権の増加117百万円、未払金の減少181百万円、前受金の増加265百万円、賞与引当金及び役員賞与引当金の増加46百万円等があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は9百万円となりました。これは主に、無形固定資産の取得による支出8百万円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は139百万円となりました。これは、配当金の支払額139百万円があったことによるものです。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期累計期間における全体の研究開発費の金額は、124百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第2四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しに重要な変更はありません。
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