【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、社会・経済活動の正常化やインバウンドの回復などを背景に緩やかに持ち直しておりますが、世界的な物価高や金融引き締めの影響、円安の進行などリスクは大きく、経済全体では依然として先行き不透明な状況が続いております。
この経営環境下、当社は中期経営計画において、「変革への挑戦」を掲げ、「DX(デジタルトランスフォーメーション)をはじめとした新たな市場の開拓」「既存事業の周辺市場への展開」「リカーリングビジネスの推進」「優秀な人材の採用・育成」の4つの基本方針を推進することで、データ・インテグレーション(データ連携)の領域においてリーダーとなり、企業のDXに大きな貢献を果たすことを目標としております。
中期経営計画の最終年度となる当会計年度は、持続的な成長の実現に向け、新しいサービス・価値を提供し続けるため、「新規ビジネス:DX実現への挑戦」「既存ビジネス:収益の最大化」「人材の獲得と育成」「企業力強化の取り組み」の4つの重点施策を掲げ推進しております。
当第1四半期累計期間は、EDIシステム連携基盤サービス「スマクラ 2.0」に、エンタープライズ・データ連携基盤ACMS Apexを採用したSCSK株式会社の事例公開、パートナー向けイベントであるパートナーズデイの継続開催や、ACMS Apex認定技術者試験のさらなる充実のためのプログラム策定など、販売推進活動を積極的に行ってまいりました。新規ビジネス創出を担うNP開発室においては、引き続きプロダクト開発並びに検証を中心に、専用サイト公開の準備などを行ってまいりました。
加えて、当社の完全子会社でありました株式会社鹿児島データ・アプリケーションの吸収合併や、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に向けた、サステナビリティ基本方針及び重要課題(マテリアリティ)の特定を実施いたしました。
また、継続実施しておりますサブスクリプション販売強化は順調に推移しており、2023年6月単月のサブスクリプション売上高は、2021年3月単月の売上高のおよそ3.3倍まで伸長いたしました。
これらの結果、当第1四半期累計期間の経営成績は、売上高761百万円、営業利益224百万円、経常利益232百万円、四半期純利益210百万円となりました。
当社は、ソフトウェア関連事業の単一セグメントであり、売上区分別の状況は、次のとおりであります。
① リカーリング ※1
売上高総額は、504百万円となりました。
これは、サブスクリプション売上が堅調に推移したことが主な要因であります。
② パッケージ ※2
売上高総額は、252百万円となりました。
これは、大型案件を前倒しで受注することができた一方で、売り切り型からサブスクリプション型の販売形態へ戦略的に移行させていることが主な要因であります。
③ サービスその他
売上高総額は、4百万円となりました。
これは、ソフトウェア製品販売に付随するサービスの提供が増加したことが主な要因であります。
※1 リカーリング売上とは継続的なサービス提供から得られる収益のこと。パッケージのメンテナンス売上とサブスクリプション売上などを含んでおります。
※2 パッケージ売上とは売り切りの収益のこと。
当社は、2023年4月1日付で、当社の完全子会社であった株式会社鹿児島データ・アプリケーションを吸収合併したことに伴い、当第1四半期会計期間より非連結決算へ移行いたしました。これにより、当第1四半期会計期間より四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期との比較分析は行っておりません。しかしながら、吸収合併した株式会社鹿児島データ・アプリケーションの売上高はその全てが当社との取引であったことから、参考情報として、次のとおり前年同四半期の連結業績との比較分析を行っております。
(財政状態の状況)
当第1四半期会計期間末の財政状態の分析は、以下のとおりであります。
(資産)
当第1四半期会計期間末の資産の残高は、前事業年度末に比べ464百万円増加して5,687百万円となりました。これは主に、現金及び預金の増加394百万円、有形固定資産の減少37百万円、投資有価証券の増加129百万円によるものです。
(負債)
負債につきましては、前事業年度末に比べ300百万円増加して1,538百万円となりました。これは主に、前受金の増加356百万円、未払法人税等の増加33百万円、賞与引当金及び役員賞与引当金の増加23百万円、繰延資産負債の増加30百万円、その他流動負債の減少121百万円によるものです。
(純資産)
純資産につきましては、前事業年度末に比べ164百万円増加して4,149百万円となりました。これは主に、利益剰余金の増加70百万円、その他有価証券評価差額金の増加89百万円によるものです。
(2)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期累計期間における全体の研究開発費の金額は、59百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
当第1四半期累計期間において、当社の経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通しに重要な変更はありません。
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