【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績の状況当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が5類に移行され、社会経済活動の正常化が進み、景気は緩やかに回復しました。一方、長期化する半導体の供給不足による部品供給の滞りやウクライナ情勢等を背景とする原材料やエネルギー価格の高騰、金利・為替・株式等の金融市場の変動等の影響もあり、先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような経営環境のもと、当社グループは、企業価値向上に向けて、「存在意義の確認」に継続して取り組んでおります。情報通信事業では、24時間365日対応の強みを活かし、ネットワークシステム・クラウドPBX・マルチゲートウェイ等の新規事業に取組むとともに、保守料・利用料を増やし、収益性の向上を目指しております。照明制御事業は、競争の激しいゼネコン等への重層的なアプローチで、事業規模拡大に取り組みました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は28億22百万円(前年同四半期比14.1%増)となり、営業利益は1億12百万円(前年同四半期比5.9%増)、経常利益は1億56百万円(前年同四半期比5.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は96百万円(前年同四半期比13.5%減)となりました。
セグメント別の経営成績は、次のとおりであります。
① 情報通信事業従来のネットワークインフラの設計・提案・構築、お客様の問題解決につながるソリューション提案を積極的に展開いたしました。また「社会福祉協議会向け会員総合情報システム[ここる]」「各種子供施設様向け支援システム[CoDMON]」「様々な設備をつなぐソフトウェア[マルチゲートウェイ]」等のネットワークインフラ構築と利用料ビジネスを推進しました。これらにより、受注が好調に推移したことにより手持ち工事が順調に進捗し売上が前年を上回る一方、利益は不採算案件の発生および労務費等の固定費の増加も相まり前年を下回りました。以上の結果、当セグメントの売上高は25億10百万円(前年同四半期比10.7%増)、営業利益は94百万円(前年同四半期比6.4%減)となりました。
② 照明制御事業DALI制御による照明制御システムの設計・販売・施工を軸として、売上規模の拡大のため、ゼネコン等を中心に積極的にビジネスを展開いたしました。新築ビル案件のスマートビル化対応の需要が増えており、大手ゼネコンや照明メーカーとの他社協創も進めております。これらにより、受注が好調に推移したことにより手持ち工事が順調に進捗し、売上・利益ともに前年を上回りました。以上の結果、当セグメントの売上高は2億81百万円(前年同四半期比61.5%増)、営業損失は0百万円(前年同四半期は営業損失12百万円)となりました。
③ 不動産賃貸事業不動産の賃貸を事業としており、売上高は30百万円(前年同四半期比0.0%増)、営業利益は17百万円(前年同四半期比0.5%増)となりました。
(2) 財政状態の状況当第2四半期連結会計期間末の総資産は80億80百万円となり、前連結会計年度末と比較して5億21百万円減少しました。これは主に、受取手形、完成工事未収入金等及び契約資産が5億41百万円、現金預金が1億8百万円減少し、投資有価証券が1億30百万円増加したこと等によります。 当第2四半期連結会計期間末の負債は28億17百万円となり、前連結会計年度末と比較して5億2百万円減少しました。これは主に、支払手形・工事未払金等が2億82百万円、未払法人税等が1億7百万円減少したこと等によります。 当第2四半期連結会計期間末の純資産は52億62百万円となり、前連結会計年度末と比較して19百万円減少しました。これは主に自己株式が66百万円、利益剰余金が46百万円減少し、その他有価証券評価差額金が88百万円増加したこと等によります。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は前連結会計年度末と比較して1億8百万円減少し22億46百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動の結果得られた資金は1億33百万円(前年同四半期は58百万円の支出)となりました。これは主に売上債権の減少5億81百万円等の増加要因があった一方、仕入債務の減少2億83百万円等の減少要因があったことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動の結果得られた資金は15百万円(前年同四半期は1億57百万円の収入)となりました。これは主にリース投資資産の回収による収入38百万円等の増加要因があったことによるものです。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動の結果使用した資金は2億58百万円(前年同四半期は1億78百万円の支出)となりました。これは主に配当金の支払額1億41百万円によるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間において、研究開発は行われておりません。
