【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況① 経営成績当社グループは、Society5.0の実現に向けてIoTセグメントを中心にした事業を展開しております。当連結会計年度は、中期経営計画(FY2022~FY2024)の2年目となり、最終年度のKPIの上振れを目指して基盤事業(IoT×SaaS)の拡大と成長事業(ペイメントとロボット)への積極投資をグループの事業戦略として各種施策を実施した結果、IoTセグメントが好調に推移しました。また、最も注力する成長事業としてロボットを位置付けておりますが、国産搬送ロボットの需要の高まりにより、大手の半導体メーカーや自動車メーカーの製造現場にAGV・AMR(搬送ロボット)の導入が進み始めております。この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は7,004百万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は469百万円(同24.4%減)、経常利益は478百万円(同21.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は342百万円(同20.3%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。(ⅰ)IoT前年同期に比べ大型案件のフロー売上高が減少した影響等により減収減益となりましたが、サブスク売上高は順調に拡大しております。また、主力デバイスの部材調達不足が発生しておりましたが、現行部材の調達確保に加えて代替部材による設計変更や新規デバイス開発を推進した結果、部材調達不足の懸念が後退し、業績は好調に推移しました。この結果、外部顧客への売上高は4,338百万円(前年同期比3.8%減)、営業利益は662百万円(同24.6%減)となりました。
(ⅱ)マシーン将来の中核事業とすべくロボットの本格的な製造を進めており、また課題である長納期部材の先行手配や調達先との交渉に取り組むとともに、部材価格高騰分については価格転嫁も進みました。この結果、外部顧客への売上高は2,542百万円(同36.3%増)、営業利益は285百万円(同292.9%増)となりました。
(ⅲ)スマートシティスマートシティは、主にマンション等の不動産賃貸事業であり、前連結会計年度より賃貸事業を開始しております。この結果、外部顧客への売上高は123百万円(同34.0%増)、営業利益は59百万円(同5.1%増)となりました。
② 財政状態当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、21,822百万円となり、前連結会計年度末と比べ358百万円増加しました。これは主に流動資産その他が248百万円減少したものの、現金及び預金が183百万円増加したこと及び投資有価証券が230百万円増加したことによるものであります。負債合計は、12,013百万円となり、前連結会計年度末と比べ259百万円増加しました。これは主に短期借入金が109百万円増加したこと及び1年内返済予定の長期借入金が160百万円増加したことによるものであります。純資産合計は、9,808百万円となり、前連結会計年度末と比べ99百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により利益剰余金が41百万円増加したことによるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)の残高は、2,382百万円となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、得られた資金は495百万円(前年同期は1,002百万円の収入)となりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益、減価償却費によるものであり、主な減少要因は、棚卸資産の増加及び法人税等の支払であります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、支出した資金は334百万円(前年同期は1,316百万円の支出)となりました。主な増加要因は、投資有価証券の売却による収入であり、主な減少要因は、投資有価証券の取得による支出及び無形固定資産の取得による支出であります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、得られた資金は33百万円(前年同期は117百万円の収入)となりました。主な増加要因は、短期借入金の増加及び長期借入れによる収入であり、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出及び配当金の支払であります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題についての重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は69百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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