【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、ウィズコロナの下で様々な政策を行うことにより、景気の緩やかな持ち直しが続いております。しかしながら、世界的な金融引締め政策による景気の下振れリスク、物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の変動等の影響にも、引き続き留意する必要がある状況です。
このような状況のもと、当社グループは、各管理事業の管理ストック拡充に注力するとともに、営繕工事業における国内子会社の業績が好調に推移したことに加え、新たにグループ化した株式会社NHファシリティーズが売上高に寄与いたしました。一方、人件費を中心とする販管費が増加したことに加え、営繕工事業において材料費の高騰に伴い原価が増加したこと等により、利益については減少いたしました。
その結果、売上高は103,981百万円(前年同期比14.2%増)、営業利益は4,782百万円(前年同期比1.4%減)、経常利益は4,901百万円(前年同期比1.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,974百万円(前年同期比7.3%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
① マンション管理事業
マンション管理事業につきましては、当社において、当期受注が好調に推移したことに加え、管理ストックから派生する周辺事業が好調に推移したことが売上高及び利益に寄与いたしました。
その結果、売上高は42,896百万円(前年同期比6.3%増)、営業利益は3,490百万円(前年同期比15.6%増)となりました。
② ビル管理事業
ビル管理事業につきましては、新たにグループ化した株式会社NHファシリティーズ及びベトナム子会社であるPAN SERVICESが売上高及び利益に寄与いたしました。
その結果、売上高は12,224百万円(前年同期比76.4%増)、営業利益は443百万円(前年同期比20.9%増)となりました。
③ 不動産管理事業
不動産管理事業につきましては、当社において、管理物件が解約となったこと等が売上高に影響いたしました。また、国内子会社であったカテリーナビルディング株式会社を吸収合併したことが、当社グループ全体の費用削減には寄与いたしましたが、不動産管理事業においては、利益に影響いたしました。
その結果、売上高は4,363百万円(前年同期比2.2%減)、営業利益は423百万円(前年同期比12.3%減)となりました。
④ 営繕工事業
営繕工事業につきましては、国内子会社である株式会社伊勝及び三光エンジニアリング株式会社が好調に推移したことが売上高及び利益に寄与したものの、材料費の高騰に伴い原価が増加したこと等により、利益については減少いたしました。
その結果、売上高は44,497百万円(前年同期比13.1%増)、営業利益は2,987百万円(前年同期比4.3%減)となりました。
(2)財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ6,556百万円増加し、70,774百万円となりました。この主な要因は、現金及び預金の減少3,029百万円、受取手形、売掛金及び契約資産の増加3,416百万円、建物及び構築物の増加1,427百万円、工具、器具及び備品の増加400百万円、土地の増加2,769百万円、のれんの増加664百万円等であります。
負債は、前連結会計年度末に比べ4,319百万円増加し、28,541百万円となりました。この主な要因は、支払手形及び買掛金の増加1,371百万円、有利子負債の増加856百万円、未払費用の増加723百万円、賞与引当金の減少968百万円、退職給付に係る負債の増加579百万円、その他流動負債の増加1,392百万円等であります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ2,237百万円増加し、42,233百万円となりました。この主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上に伴う利益剰余金の増加2,974百万円、剰余金の配当に伴う利益剰余金の減少1,543百万円、為替換算調整勘定の増加662百万円等であります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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