【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され経済活動の正常化に向けた動きがみられるものの、ウクライナ情勢の長期化や外国為替相場での急激な円安進行等による資源・エネルギー価格の上昇とそれに伴う物価上昇等の影響等、先行きは不透明な状況にあります。
このような環境のもと、当社グループは、創業以来培ってきた営業、マーケティング、そしてテクノロジーのノウハウを活用して、グループミッションである「働くを変える。」の実現に向けて法人営業の新しいスタイルを創造する事業の拡大に取り組んでまいりました。当第3四半期連結累計期間の売上高は、営業を中心とした人材採用の強化と費用対効果の高い集客施策の実施に加え、テレワーク関連カテゴリーにとどまらず多くのカテゴリーで掲載製品数が増加したことが資料請求に大きく寄与したことから、オンラインメディア事業を中心に売上は拡大基調で推移いたしました。一方、国内外の株式市場の下落による金融プラットフォーム事業の収益力の低下が続いていること及び第2四半期連結会計期間より開始したVCファンド事業における費用が発生したこと等による結果、当第3四半期連結累計期間における当社グループの売上高は3,396,276千円(前年同期比8.4%増)、営業利益は393,815千円(前年同期比19.0%減)、経常利益は395,177千円(前年同期比19.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は222,942千円(前年同期比14.9%減)となりました。
当第3四半期連結累計期間の報告セグメント別の業績の詳細は、次のとおりであります。
なお、第1四半期連結会計期間より連結の範囲に含めておりますINNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合が提供しておりますVCファンド事業に関しまして、重要性が増したため第2四半期連結会計期間より独立表記しております。
(オンラインメディア事業)
オンラインメディア事業の主力である「ITトレンド」におきましては、当第3四半期連結累計期間の来訪者数(延べ人数)は15,385,033人(前年同期比11.1%増)となりました。また、掲載製品数が3,466製品(前年同期比45.8%増)となったことに伴い資料請求数が増加したこと等により、オンラインメディア事業の売上高は2,510,755千円(前年同期比11.7%増)、セグメント利益は959,211千円(前年同期比21.3%増)となりました。
(ITソリューション事業)
ITソリューション事業の主力製品である「List Finder」におきましては、当第3四半期連結会計期間のアカウント数は495件(前年同期比2.3%増)となりました。また、アカウント当たりの単価が堅調に推移していることに加え、費用抑制対策が奏功したこと等によりITソリューション事業の売上高は359,558千円(前年同期比0.7%増)、セグメント利益は107,160千円(前年同期比49.8%増)となりました。
(金融プラットフォーム事業)
金融プラットフォーム事業におきましては、独立系フィナンシャルアドバイザーの増員等による体制強化に注力いたしましたが、国内外の株式市場の下落の影響から手数料収入を中心に大幅な収益力の低下を余儀なくされました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間における金融プラットフォーム事業の売上高は521,687千円(前年同期比0.4%減)、セグメント損失は41,181千円(前年同期はセグメント利益93,436千円)となりました。
(VCファンド事業)
VCファンド事業は、第1四半期連結会計期間から新たに連結子会社となったINNOVATION HAYATE V Capital投資事業有限責任組合が提供しておりますVCファンド事業であります。当第3四半期連結累計期間におきましては、投資先のバリューアップやEXITによりファイナンシャル・リターン及び当社グループ事業とスタートアップとの協業を促進することによるストラテジック・リターンの獲得を目的として、ファンドを運用してまいりました。以上の結果、当第3四半期連結累計期間におけるVCファンド事業のセグメント損失は92,733千円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における財政状態は、次のとおりであります。
(資産)
資産につきましては3,805,179千円となり、前連結会計年度末に比べ35,683千円増加いたしました。これは主に、営業投資有価証券が181,086千円、前払費用が24,389千円、その他の流動資産が100,939千円、関係会社株式が18,467千円及び投資有価証券が31,773千円増加し、受取手形及び売掛金が294,978千円、ソフトウエアが12,061千円及び繰延税金資産が26,664千円減少したことによるものであります。
(負債)
負債につきましては450,014千円となり、前連結会計年度末に比べ297,441千円減少いたしました。これは主に、買掛金が55,483千円、未払費用が63,272千円及び未払法人税等が194,964千円減少したことによるものであります。
(純資産)
純資産につきましては3,355,165千円となり、前連結会計年度末に比べ333,125千円増加いたしました。これは主に、資本金と資本剰余金がそれぞれ111,671千円増加、親会社株主に帰属する四半期純利益222,942千円を計上したこと及び利益剰余金の配当91,178千円があったことによるものであります。
(2)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は36,418千円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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