【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における世界経済は、コロナ禍からの正常化が進むとともに半導体等の供給制約も改善に向かい、全体として緩やかな回復基調にありますが、高インフレに伴う金融引き締めも経済活動の重荷となるとともに、欧州・中国経済の減速も全体を下押ししている状況です。また、米中対立に加えウクライナ危機や中東問題等の地政学的要因も更なる下振れリスクとなっています。鍛圧機械製造業界におきましては、国内外の堅調な需要を反映し、当第2四半期連結累計期間の受注は前年同期比9.9%増の87,417百万円(一般社団法人日本鍛圧機械工業会プレス系機械受注額)となりました。このような状況の下、当社グループの当第2四半期連結累計期間の受注高は、電気自動車向け高速プレス機の需要は堅調に推移するも、前年同期における駆け込み受注の反動により42,990百万円(前年同期比9.1%減)となり、受注残高は過去最高を更新し78,758百万円(前年度末比12.0%増)となりました。売上高については、電気自動車関連の高速プレス機の売上増加及び円安影響等により34,575百万円(前年同期比7.5%増)となりました。利益面では、原材料費、外注費、物流費等の原価高騰があったものの、増収及び製品ミックス改善による粗利率改善で、営業利益は1,427百万円(同99.3%増)、経常利益は1,461百万円(同85.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は固定資産の売却益等により1,148百万円(同131.7%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は以下のとおりであります。日 本: 売上高は前年同期並の18,493百万円(前年同期比1.3%減)となり、セグメント損益については、製品ミックス改善等により粗利率は改善したものの、売上不足等により225百万円の損失(前年同期は288百万円のセグメント損失)となりました。中 国: 個別プレス機と高速プレス機を中心にプレス機械売上が堅調に推移し、売上高は7,120百万円(前年同期比33.6%増)となり、セグメント利益は販管費の減少もあり、510百万円(同101.5%増)となりました。アジア: 汎用プレス機やサービス売上が堅調に推移するものの、個別プレス機売上が減少し、売上高は前年同期比並の5,275百万円(前年同期比2.9%減)となり、セグメント利益は粗利率の改善により620百万円(同82.5%増)となりました。米 州: 主に個別プレス機の売上が減少し、売上高は7,382百万円(前年同期比9.9%減)となりましたが、セグメント利益は製品ミックスの改善により164百万円(同232.6%増)となりました。欧 州: 高速プレス機とサービス売上の増加により、売上高は8,062百万円(前年同期比61.5%増)となり、セグメント利益については、原価高騰等で粗利率は低下しましたが、増収効果により213百万円(前年同期比143.6%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の資産については、前年度末に比べて4,765百万円増加し、121,052百万円となりました。主な要因は、棚卸資産の増加3,491百万円、投資その他の資産その他の増加1,650百万円等であります。負債は、前年度末に比べて3,473百万円増加し、41,718百万円となりました。主な要因は、買掛金及び電子記録債務といった仕入債務の増加1,077百万円、契約負債の増加1,042百万円等であります。純資産は、前年度末に比べて1,291百万円増加し、79,334百万円となりました。主な要因は、為替換算調整勘定の増加1,996百万円等であります。この結果、当第2四半期連結会計期間末の自己資本比率は65.5%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前年度末と比べ925百万円減少し29,583百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー営業活動により取得した資金は306百万円(前年同期は1,925百万円の支出)となりました。主な要因は、収入として税金等調整前四半期純利益1,741百万円、売上債権の減少754百万円、支出として棚卸資産の増加2,203百万円等であります。(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー投資活動により使用した資金は511百万円(前年同期は2,036百万円の支出)となりました。主な要因は、収入として有形固定資産の売却306百万円、支出として有形及び無形固定資産の取得による支出800百万円等であります。(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー財務活動により使用した資金は1,915百万円(前年同期は2,157百万円の支出)となりました。主な要因は、支出として配当金の支払額1,914百万円等であります。 (3) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は416百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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