【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の5類への移行によって、社会経済活動の平常化に向けて動き始めていますが、原材料価格の高騰や、急激な円安進行、ウクライナ情勢の長期化等によるサプライチェーンの混乱等、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況の中、当第1四半期連結累計期間の売上高は、1,237百万円(前年同期比27.9%増)となりました。セグメントごとでは、自動車部品製造事業が汎用機部品等の増加により985百万円、工作機械製造事業が専用工作機械等の増加により252百万円となりました。
利益面につきましては、工作機械製造事業における売上は増加したものの製造原価が増加したこと等及び自動車部品製造事業における自動車メーカーの半導体不足による減産やエネルギー価格の高騰等が主な要因となり営業損失は、140百万円(前年同期は営業損失98百万円)となりました。経常損失は、為替差益34百万円を計上したものの、上記と同様の理由により80百万円(前年同期は経常損失21百万円)となりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は80百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失22百万円)となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、受取手形及び売掛金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ136百万円減少し、7,671百万円となりました。
負債につきましては、長期借入金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ65百万円減少し、3,098百万円となりました。
純資産につきましては、利益剰余金が減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ71百万円減少し、4,572百万円となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3)経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、1百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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