【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が緩和され、経済社会活動が正常化に進む中で、7月以降の新型コロナウイルス感染症の急拡大に加えて、資源・エネルギー価格の上昇や急速な円安の進行もあり、今後も不透明な状況が続くものと予想されます。
このような状況のもと当社グループは、2024年度を最終年度とする中期経営計画『Vision2024物流イノベーションへの挑戦』で掲げる、物流センターの機能拡充や運送部門強化、海外物流業務の強化による既存事業の拡大・強化、次世代型物流倉庫の建設や基幹システム再構築の検討など、成長に向けた取組と戦略的投資の調査研究に取り組んでおります。
その結果、当第2四半期連結累計期間の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。
a.財政状態
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益や国内及び海外での消費税及び付加価値税の還付等により現金及び預金が増加したこと等により、前連結会計年度末に比べ1,157百万円増加し38,041百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、支払手形及び営業未払金の減少等により前連結会計年度末に比べ148百万円減少の16,654百万円となり、また、当第2四半期連結会計期間末の純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加、円安の影響による為替換算調整勘定及び非支配株主持分の増加により、前連結会計年度末に比べ1,305百万円増加の21,386百万円となりました。
b.経営成績
当第2四半期連結累計期間においては、国内物流事業では、昨年下期から回復基調であった貨物の荷動きが依然として好調に推移し、倉庫業、港湾運送業、運送業等の各事業で前年同期を上回り、国際物流事業についても海上運賃が引き続き高水準で推移したほか、為替の影響や貨物の取扱いも堅調に推移したことにより、営業収益、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益については前年同期を上回りました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比24.9%増加の13,932百万円、営業利益は前年同期比53.3%増加の712百万円、経常利益は前年同期比46.3%増加の760百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比53.0%増加の492百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
①国内物流事業
国内物流事業においては、貨物の取り扱いが堅調に推移し、倉庫業務においては入出庫高、保管高とも前年同期を上回り、神戸港での港湾運送取扱業務についても前期に引き続き好調に推移したほか、貨物運送取扱業務等も堅調に推移いたしました。また、昨年11月に横浜で稼働した新倉庫の影響もあり営業収益は前年同期に比較して増加いたしました。
その結果、営業収益は前年同期比10.3%増加の9,913百万円となり、セグメント費用は貨物の増加による再保管費用の増加や資源価格の上昇等による電力費の増加、昨年に稼働した新倉庫の減価償却費も増加したことにより、前年同期比10.9%増加の9,156百万円となりました。このためセグメント利益は前年同期比3.6%増加の757百万円となりました。
②国際物流事業
国際物流事業においては、輸出入貨物の増加、為替や海上運賃マーケットの影響、海外子会社の業績も堅調に推移したことにより営業収益およびセグメント利益は前年同期を上回りました。
その結果、営業収益は前年同期比93.8%増加の3,814百万円、セグメント利益は前年同期比210.7%増加の331百万円となりました。
なお、不動産の賃貸事業及び物流資材の販売事業並びに太陽光発電の売電事業等のその他事業は、営業収益は前年同期比1.9%増加の211百万円、セグメント利益は前年同期比6.6%増加の139百万円となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前四半期純利益が764百万円となり、減価償却費、有形固定資産の取得による支出、短期借入金の純増額、長期借入金の返済による支出等により前連結会計年度末に比べ1,248百万円増加し、当第2四半期連結会計期間末には5,224百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果獲得した資金は1,509百万円(前年同期は865百万円の獲得)となりました。これは主として、税金等調整前四半期純利益764百万円、減価償却費578百万円、法人税等の支払額270百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は370百万円(前年同期は1,148百万円の使用)となりました。これは主として、有形固定資産の取得による支出318百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は72百万円(前年同期は1,010百万円の獲得)となりました。これは主として、短期借入金の純増額399百万円、長期借入金の返済による支出383百万円、配当金の支払額46百万円によるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
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