【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 経営成績の状況当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス新規感染者数の減少とともに人流が回復したことなどにより回復基調の中で推移しました。しかしながら当第2四半期会計期間にみられた感染症第7波の発生や足元の資源価格の高騰、更には急激な外国為替変動など、今後の景気回復には依然として予断を許さない状況が継続しています。このような経済環境のなか当社は、創業100周年という節目の今事業年度をコロナ禍からの回復の年と位置づけ、その実現に向けて、営業・接客・調理の各部門の総合力を発揮して邁進しております。感染症の拡大不安が払拭されない状況のなか、飛沫感染対策・接触感染対策の徹底など、お客様ならびに従業員の安全を最優先にした運営はもちろんのこと、100年の歴史に裏付けされた東京會舘ブランドという無形の資産をお客様のニーズと結び付けられるよう、100周年メニューや商品の開発、記念イベントの開催などを積極的に実施しております。当第2四半期累計期間の売上高は、宴会・食堂・売店その他の各部門で前年同期比で増加し、5,851百万円(前年同期比2,268百万円増加)となりました。婚礼部門の売上高がコロナ禍前の水準を上回るまで回復したことに加え、感染症の波が社会経済活動に与えるインパクトが縮小したことにより食堂の来客数も増加し、売上高は大幅に増加しました。しかしながら、第2四半期にコロナウイルス感染症の波が到来したことや夏季の来客数減少という季節要因などにより売上高は固定費を吸収できる水準にはとどかず、営業損失は226百万円(前年同四半期は営業損失1,073百万円)となりました。社員の雇用・感染症防止対策・営業時間の短縮などに対する助成金や協力金を営業外収益に計上した一方、当局による支給処理の過誤により助成金の一部を返還したことに伴う損失を営業外費用に計上したことなどにより、経常損失は177百万円(前年同四半期は経常損失633百万円)となりました。また、四半期純損失は157百万円(前年同四半期は四半期純損失685百万円)となりました。
(2) 財政状態の状況総資産は、前事業年度末に比べて284百万円減少し24,657百万円となりました。その主な要因は、有形固定資産が361百万円減少し、投資有価証券が108百万円増加したことであります。負債は、前事業年度末に比べて199百万円減少し17,620百万円となりました。その主な要因は、未払金が174百万円増加し、未払法人税等が158百万円、長期借入金が120百万円、固定負債の「その他」に計上したリース債務が113百万円それぞれ減少したことであります。純資産は、四半期純損失の計上などにより、前事業年度末に比べ純額で85百万円減少し、7,036百万円となりました。これらの結果、自己資本比率は前事業年度末に比べて0.1ポイント減少して28.5%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ24百万円増加し、4,468百万円となりました。当第2四半期累計期間における営業活動によるキャッシュフローは、273百万円の純収入(前第2四半期累計期間は414百万円の純収入)となりました。これは主に税引前四半期純損失、減価償却費、助成金収入、協力金収入、助成金返還損によるものです。当第2四半期累計期間における投資活動によるキャッシュフローは、17百万円の純支出(前第2四半期累計期間は5百万円の純支出)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものです。当第2四半期累計期間における財務活動によるキャッシュフローは、231百万円の純支出(前第2四半期累計期間は375百万円の純支出)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出、リース債務の返済による支出によるものです。
(4) 生産、受注及び販売の実績当第2四半期累計期間において、受注及び販売の実績が著しく増加しております。受注高は前年同四半期比60.1%増加の4,541百万円、販売高は前年同四半期比63.3%増加の5,851百万円となりました。この増加の主因は「(1)経営成績の状況」に記載のとおりであります。
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