【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況
(a)経営成績の分析
(経営環境)
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染による経済影響が緩和に向かう一方、ウクライナ情勢の混迷、エネルギーコストの上昇、世界的なインフレ加速と利上げによる景気減速により先行き不透明な状況にあります。
我が国経済においても、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の減速が景気の下振れリスクとなっている他、物価上昇、供給面での制約や原材料価格の高騰等により先行き不透明な状況が続いております。
(経営成績)
当社グループの売上高は前年同四半期比5,069百万円増加し48,224百万円となりました。このうち海外売上高は17,992百万円となり、売上高に占める割合は37.3%となりました。
損益面については、営業損益は主な原材料である鉛等の価格やエネルギーコストが上昇した影響により、前年同四半期比1,322百万円減少し132百万円の営業利益となりました。経常損益は前年同四半期比1,261百万円減少したものの、為替差益等の収益の増加があり318百万円の経常利益となりました。
親会社株主に帰属する四半期純損失は在外子会社の留保利益に係る税効果として法人税等調整額719百万円を計上したこと等により567百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益1,299百万円)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
(自動車)
前年同四半期と比較して、売上高は4,898百万円増加の36,494百万円、セグメント利益は719百万円(前年同四半期はセグメント利益1,153百万円)となりました。これは、売上高はタイ・インドネシア市場での販売が堅調に推移したものの、利益は主な原材料である鉛等の価格上昇により減少したためであります。
(産業)
前年同四半期と比較して、売上高は810百万円増加の13,137百万円、セグメント損失は360百万円(前年同四半期はセグメント利益360百万円)となりました。これは、利益は主な原材料である鉛等の価格上昇により減少したためであります。
(不動産)
前年同四半期と比較して、売上高は82百万円減少の179百万円、セグメント利益は21百万円(前年同四半期はセグメント利益109百万円)となりました。これはテナント退去により賃料収入が減少したためであります。
(その他)
前年同四半期と比較して、売上高は100百万円減少の506百万円、セグメント損失は248百万円(前年同四半期はセグメント損失168百万円)となりました。
(b)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末(以下「前期末」という)に比べて4,874百万円増加し65,555百万円となりました。流動資産は、前期末比4,332百万円増加し36,881百万円となり、固定資産は、前期末比541百万円増加し28,674百万円となりました。
流動資産増加の主な要因は、商品及び製品や仕掛品の増加によるものであります。
固定資産のうち、有形固定資産は前期末比1,082百万円増加し24,164百万円となりました。この増加の主な要因は、設備投資によるものであります。
投資その他の資産は、前期末比778百万円減少し3,490百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末の負債の合計は、前期末比4,629百万円増加し31,484百万円となりました。
流動負債は、前期末比5,111百万円増加し21,562百万円、固定負債は、前期末比482百万円減少し9,921百万円となりました。
有利子負債(短期借入金、長期借入金の合計額)は、前期末比4,290百万円増加し9,366百万円となりました。
また、当第3四半期連結会計期間末における自己資本は、前期末比114百万円増加し32,661百万円となり、自己資本比率は、前期末の53.6%から49.8%となりました。
(2) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、1,619百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
