【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第2四半期連結累計期間における国内経済は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に変更され社会経済活動が正常化に向かったことから、持ち直しの動きが見られました。しかしながら、ウクライナ情勢の長期化に加え、金融引き締めの継続による海外経済の鈍化、中国経済の先行き懸念、急激な円安の進行に伴う物価上昇圧力の高まりなどにより、景気の先行きは依然として不透明な状況となっております。当社グループを取り巻く環境は、新設住宅着工戸数は一進一退が続いているものの、公共投資及び民間設備投資は堅調に推移しており、前期に続いて改善が期待されます。このような状況のもと、当社グループは、2021年度から2023年度までの3ヵ年を対象期間とした「中期経営計画2023」の基本戦略「市場の拡大、事業領域拡大へのチャレンジ」、「基盤事業の競争力と収益力向上」並びに「経営力の強化」に基づき、各重点施策を推進してまいりました。こうした背景の中で、当第2四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高は、国内及び中国市場が堅調に推移したことから、前年同四半期比4.9%増収の247億5千1百万円となりました。利益面につきましては、増収効果のほか、売上製品構成がプラスに寄与したことなどから、営業利益は前年同四半期比78.0%増益の18億1千万円、経常利益は為替差益など営業外収益が加わり前年同四半期比48.4%増益の21億9千5百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同四半期比52.0%増益の16億3千7百万円となりました。
当第2四半期連結会計期間末における四半期連結貸借対照表の前連結会計年度末比増減は以下のとおりとなりました。流動資産は、売上債権の回収が進んだことなどから10億5千9百万円減少し、357億4千3百万円となりました。固定資産は、株価上昇に伴い投資有価証券が12億4千1百万円増加したことなどにより、11億7千1百万円増加し、206億8千6百万円となりました。この結果、総資産は1億1千1百万円増加し、564億3千万円となりました。負債は、支払手形及び買掛金が17億2千3百万円減少したことや、未払法人税等が4億8千2百万円減少したことなどから、22億5千1百万円減少し、156億6千8百万円となりました。純資産は、利益剰余金の増加に加え、株価上昇に伴いその他有価証券評価差額金が9億1千4百万円増加したことなどから、23億6千2百万円増加し、407億6千2百万円となりました。この結果、自己資本比率は72.2%となり、前連結会計年度末と比べて4.1ポイント増となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況 当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物は、前年同四半期比15億8千万円減少の79億7千7百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益の計上があったものの、仕入債務の減少や棚卸資産の増加による支出などにより、1千3百万円の収入(前年同四半期比13億2千4百万円の収入減)となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得などにより、5億3千9百万円の支出(前年同四半期比2億3千8百万円の支出増)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払による支出などにより、5億9千7百万円の支出(前年同四半期比4億9千万円の支出増)となりました。
なお、金融機関と総額40億円のコミットメントライン契約を締結しており、不測の事態に備え、資金の流動性を確保しております。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について、重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は6億8千万円であります。
