【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
財政状態及び経営成績の状況
項目
前連結会計年度(千円)
当連結会計年度(千円)
対前期増減率(%)
売上高
23,895,272
16,880,927
△29.4
営業利益又は営業損失(△)
△1,105,613
△598,112
-
経常利益又は経常損失(△)
△1,028,304
△73,471
-
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△)
△3,468,020
△541,922
-
総資産
18,707,512
20,859,788
11.5
総負債
5,900,958
7,706,230
30.6
純資産
12,806,554
13,153,557
2.7
営業活動によるキャッシュ・フロー
△1,278,629
△186,966
-
投資活動によるキャッシュ・フロー
△1,929,551
△1,356,560
-
財務活動によるキャッシュ・フロー
△1,044,820
3,536,052
-
現金及び現金同等物の期末残高
3,816,978
6,017,468
57.7
セグメント別の業績は、以下のとおりです。ゲーム事業
項目
前連結会計年度(千円)
当連結会計年度(千円)
対前期増減率(%)
売上高
23,564,309
16,487,105
△30.0
セグメント利益
2,569,647
3,109,351
21.0
その他
項目
前連結会計年度(千円)
当連結会計年度(千円)
対前期増減率(%)
売上高
330,963
393,821
19.0
セグメント利益又は損失(△)
150,226
△86,422
-
① 財政状態の分析(資産の部)当連結会計年度末における総資産は20,859,788千円となり、前連結会計年度末と比較して2,152,275千円増加いたしました。これは主として、有価証券が936,120千円減少、ソフトウエアが564,070千円減少した一方で、現金及び預金が2,200,490千円増加、ソフトウエア仮勘定が2,578,803千円増加したことによるものです。
(負債の部)当連結会計年度末における総負債は7,706,230千円となり、前連結会計年度末と比較して1,805,272千円増加いたしました。これは主として、買掛金が601,030千円減少した一方で、短期借入金が1,000,000千円増加、1年内返済予定長期借入金が528,881千円増加、長期借入金が973,531千円増加したことによるものです。
(純資産の部)当連結会計年度末における純資産は13,153,557千円となり、前連結会計年度末と比較して347,003千円増加いたしました。これは主として、親会社株主に帰属する当期純損失の計上により利益剰余金が493,573千円減少した一方で、第18回新株予約権の権利行使等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ500,477千円増加したことによるものです。
② 経営成績の分析当連結会計年度の業績は、売上高16,880,927千円(前期比29.4%の減少)、営業損失598,112千円
(前期は営業損失1,105,613千円)となりました。当連結会計年度においては、「BLEACH Brave Souls」が年間を通して好調に推移したほか、「うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live」、「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」等の長期運営タイトルも堅調に推移しました。一方で「キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~」が振るわなかったことに加え、業績不振となったタイトルの移管及び撤退により運営タイトル数が減少したことから、売上高は前期比で減少しました。費用面においては、運営における人員体制及びグループ全体での詳細な費用について継続して見直しを実施し、利益体質への転換を図るべくコストコントロールに努めた結果、営業損失の赤字幅は前期から縮小しました。また、当連結会計年度においては為替相場が世界的に円安傾向で推移したことから、当社グループが保有する外貨建債権債務の決済及び期末為替レートによる評価替等において為替差益380,044千円を計上し、経常損失は73,471千円(前期は経常損失1,028,304千円)となりました。また、第2四半期において「ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~」のソフトウエア資産410,029千円を減損損失として計上しました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純損失は541,922千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失3,468,020千円)となりました。
当社の主要タイトル等の状況は以下のとおりです。
(BLEACH Brave Souls)本作の題材である『BLEACH』は、日本だけでなく海外での人気も非常に高い剣戟バトルアクションコミックです。当連結会計年度においては、10月開始の新作アニメ放送を盛り上がりの中心とした施策を積極的に展開したことにより、国内、海外ともに年間を通じて好調に推移し、売上高は前年を上回って着地しました。
(キャプテン翼 ~たたかえドリームチーム~)本作の題材である『キャプテン翼』は、1981年のマンガ連載開始以降、国内のみならず世界20言語に翻訳され、幅広い世代のサッカーファンに愛されている大人気作品です。当連結会計年度においては、世界的なサッカーイベントの開催に合わせた商材の投入やイベント施策を展開したものの、各種商材の売れ行きは伸び悩み、売上高は軟調に推移しました。
③ キャッシュ・フローの状況の分析当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,200,490千円増加し、6,017,468千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により支出した資金は、186,966千円(前連結会計年度は1,278,629千円の支出)となりました。これは主に、売上債権の減少489,828千円により資金が増加した一方で、税金等調整前当期純損失422,511千円、仕入債務の減少594,497千円により資金が減少したことによるものです。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により支出した資金は、1,356,560千円(前連結会計年度は1,929,551千円の支出)となりました。これは主に、有価証券の売却及び償還による収入1,095,000千円により資金が増加した一方で、無形固定資産の取得による支出2,650,064千円により資金が減少したことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により獲得した資金は、3,536,052千円(前連結会計年度は1,044,820千円の支出)となりました。これは主に、長期借入れによる収入2,600,000千円により資金が増加したことによるものです。
④ 生産、受注及び販売の実績
(a) 生産実績当社グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。
(b) 受注実績該当事項はありません。
(c) 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。
セグメントの名称
販売高(千円)
対前期増減率(%)
ゲーム事業
16,487,105
△30.0
その他
393,821
19.0
合計
16,880,927
△29.4
(注) 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。
相手先
前連結会計年度
当連結会計年度
販売高(千円)
割合(%)
販売高(千円)
割合(%)
Apple Inc.
11,743,610
50.3
7,990,036
47.3
Google Inc.
9,208,182
39.5
6,112,037
36.2
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの当連結会計年度の財政状態及び経営成績は、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の分析、②経営成績の分析」をご参照ください。
② 資本の財源及び資金の流動性当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、次のとおりであります。運転資金需要の主なものは、ゲーム事業における開発費、運用費及び広告宣伝費等の営業費用であり、営業活動によるキャッシュ・フローを基本としつつ、財務安全性や資金調達コストを勘案の上、必要に応じて、金融機関からの借入、投資有価証券の売却、増資等によって資金調達を実施いたします。なお、当連結会計年度のキャッシュ・フローは、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ③キャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。
③ 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表の作成に当たって採用している重要な会計方針につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。会計上の見積りについては、過去の実績等の連結財務諸表作成時に入手可能な情報に基づき合理的に判断した結果を、資産・負債や収益・費用の数値に反映しており、継続して評価し、必要に応じて見直しを行っております。しかしながら、会計上の見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りと異なることがあります。
④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。なお、2023年度の通期業績予想につきましては、以下に記載した理由により合理的かつ信頼性のある業績予想の提示が困難と考え、非開示としております。今後の進捗を踏まえ、算定が可能になり次第速やかに開示する方針でございます。・近年のゲーム事業を取り巻く環境の変化のスピードが以前にも増して著しく、短期間でも既存タイトルの動向を精緻に予測することが困難な傾向・従前のように既存タイトルの減衰率及び新作タイトルのヒット率を元にレンジ形式で開示する場合、レンジ幅がこれまで以上に拡大・業績への大きな貢献を見込むElectronic Arts社との共同開発タイトルについて、2023年内のリリースを見込むものの詳細な時期については未公表のため、業績予想を開示することで一定リリース時期が想定可能となることを避ける
#C3656JP #KLab #情報通信業セクター
