【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症対策による行動制限が緩和されたほか、政府による観光支援策の後押しもあって引き続き持ち直しの動きがみられましたが、エネルギー価格高騰や円安を起因とするコスト増などの影響も出始めています。また、世界経済の先行きを見ても、新型コロナウイルスの再拡大や、ウクライナ侵攻の長期化による資源価格、食糧価格等の上昇によるインフレ懸念が継続しており、さらに半導体をはじめとする電子部品の供給不足、急激な為替変動など、依然として予断を許さない状況が続いています。当社事業においては、遊戯機械では受注環境が回復しつつあり、新設ライドや補修部材の需要が高まっているほか、舞台機構の分野ではコンサートやイベントの開催が本格化しており、仮設舞台装置の需要が高まっています。一方で、常設の舞台機構では前期の大型の新設・修理案件の反動があったことや諸コストの増加などの影響を受けました。この結果、売上高は26,931百万円(前年同期比18.7%増)、営業損失は363百万円(前年同期は営業損失379百万円)、経常損失は227百万円(前年同期は経常利益439百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は409百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益87百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。(売上高はセグメント間の内部売上高を含んでおりません。)
遊戯機械受注環境が回復している海外を中心に工事が順調に進捗したほか、補修部品の需要も引き続き伸びたものの、一部不採算工事の影響もあり、セグメント売上高は13,598百万円(前年同期比29.8%増)、セグメント損失は228百万円(前年同期はセグメント損失687百万円)となりました。
舞台設備新型コロナウイルス感染症による行動制限がなくなり、コンサートやイベントが本格的に再開し、これら向け仮設舞台装置の需要が回復してきているものの、常設の舞台機構では新設工事で諸コストの増加などの影響を受けたほか、改修工事については前期に大型の好採算案件があったことの反動などから、セグメント売上高は9,325百万円(同9.6%増)、セグメント利益は659百万円(同24.6%減)となりました。
昇降機公共施設や集合住宅用の改修工事が着実に進捗したことに加え、保守・メンテナンス事業も引き続き堅調に推移したものの、一部の新設案件で不採算工事もあり、セグメント売上高は3,918百万円(同7.5%増)、セグメント利益は392百万円(同21.7%減)となりました。
その他セグメント売上高は88百万円(同78.6%増)、セグメント利益は31百万円(同328.9%増)となりました。
(資産の部)資産は、前連結会計年度末に比べ9,349百万円増加し、74,751百万円となりました。これは主に、受取手形、売掛金及び契約資産が2,453百万円、現金及び預金が2,303百万円、電子記録債権が1,263百万円、仕掛品が832百万円それぞれ増加したことなどによります。(負債の部)負債は、前連結会計年度末に比べ8,309百万円増加し、40,637百万円となりました。これは主に、契約負債が5,601百万円、短期借入金が2,677百万円増加したことなどによります。(純資産の部)純資産は、前連結会計年度末に比べ1,040百万円増加し、34,113百万円となりました。これは主に、配当金の支払いなどにより利益剰余金が1,057百万円減少したのに対し、円安進行により為替換算調整勘定が2,200百万円増加したことなどによります。
(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当第3四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(3) 研究開発活動当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、455百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
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